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一般事業 激変する社会と相互理解:行動的ネットワークの推進~都市・町・村の国際ネットワーク

1996年
事業

地域の国際化プログラム―地域の国際化セミナー

事業実施者 市民フォーラム21(日本) 年数 単年度事業
形態 自主助成委託その他 事業費 5,000,000円
事業内容
本年度の地域の国際化セミナー(テーマ:『市民と大学のパートナーシップでひろげる国際協力』は、名古屋地域の大学・市民団体関係者など約20名で組織された実行委員会が、大学と地域との連携に関する調査を実施した上で、財団の助成により過去4年間実施された「国際協力学習モデル」事業の成果の報告も取り込む形で実施されました。1997年2月15日~16日に愛知県犬山市で開かれたセミナーには、オレゴン、チェンマイ、ベトナム、ラオス、プノンペン各大学の教官および学生各1名計10名の招へい者を始め、名古屋周辺地域の大学関係者、学生、NGO、地域住民などが多数参加しました。約175名が参加した第1日目は、1996年8月に名古屋地域で東南アジア4ヵ国と日本、米国の大学が共同で行なった「国際協力学習」事業に参加した教官、学生、地域の人々が成果を発表し、研究の地域への還元、多国多民族混交による学際的共同研究、ホームステイや地域の人々との密接な対話による文化習慣の体験学習等を含む新しい国際教育のあり方をアピールするとともに、名古屋周辺地域の大学に対して、国際的人材育成と大学の国際化のための連携を呼びかけました。約235名が参加した第2日目のセミナーでは、新しい時代の大学の国際教育のあり方を検証し、アンケート結果を基に「国際化」活動への地域と大学の一層の協力促進を討議しました。そこでの議論から、市民を対象とした国際協力のための地域研究講座の開設や、大学生のための国際協力団体でのインターン制の導入などが提案されました。「国際協力学習」事業参加者のセミナーへの協力や、アンケート実施による関心の喚起の結果、主催者の予想を上回る参加者を得て、大学と市民との協働の気運を醸成することができました。

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