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一般事業 激変する社会と相互理解:行動的ネットワークの推進~都市・町・村の国際ネットワーク

1996年
事業

NEAR協調行動計画―NEAR地域中小企業成功事例調査

事業実施者 笹川平和財団
ロシア科学アカデミー・ハバロフスク科学センター(Khabarovsk Scientific Center, Far Eastern Branch of the Russian Academy of Sciences/ロシア)
年数 2/3
形態 自主助成委託その他 事業費 4,335,470円
事業内容
NEAR域内各国の共通の政策関心である、地域立脚型中小企業育成という課題について、各国で成功をおさめている中小機械・金属加工業の企業家の小規模なグループを作り、相互に工場訪問をして経験の共有を図るとともに、NEAR域内の中小企業間の協力の可能性を研究し、その促進策を提案する事業です。プロジェクト主導役のロシア専門家委員会(NEG)を中心に、各国に地域中小企業家2~3名を含むプロジェクト・チームを形成しています。
1995年度の予備調査で事業の企画を行なった後、1996年度には各国にプロジェクト・チームを組織し、地域立脚型中小企業の現状について調査をするとともに、プロジェクトに参加する中小機械・金属加工企業のプロファイルを作成し、1997年2月に天津市で経験の相互交換のための第1回ワークショップを開催しました。このワークショップに参加した韓国と日本の中小企業の経験は、中国とロシアの参加企業の強い関心を引き、来年度の国際ワークショップでは、企業家自身の口からより詳しい話を伝える機会を「研修プログラム」の形で組むことになりました。また参加企業の中に国際合弁事業を経験している企業が多数含まれていたことから、NEAR地域において中小企業間の協力を進めていく上での問題について意見交換が始まりました。その将来展開には、日本専門委員会に参加している石川県機電・鉄工協会の知識や経験および笹川日中友好基金が実施した日中合弁企業調査の結果を役立てる予定です。

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