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笹川日中友好基金 世界発信を準備する社会の醸成

1998年
事業

南水北調西線計画基礎調査

事業実施者 笹川平和財団
華北水利水電学院/中国
年数 1/2
形態 自主助成委託その他 事業費 893,121円
事業内容
南水北調(揚子江の水を黄河に引き上げる)計画については、過去多くの計画案がありました。しかし近年、黄河の渇水によって流域の灌漑用水、飲料水の不足という問題が深刻化し、同計画の一つである西線計画をただちに具体化する必要に迫られています。
西線建設は、海抜約3000~4000mの高地での100km以上にわたるトンネル工事であり、日本のトンネル掘削技術の援助が求められています。本事業は、日本から調査指導者を派遣し、華北水利水電学院に西線計画実現の可能性の調査を委託することによって、調査技術者を養成することを目的としています。
本年度は、1999年2月と3月の2度にわたって田中幸哉・福井大学助教授が調査指導者として鄭州の華北水利水電学院に赴き、地震調査および岩石成分調査等の指導を行いました。

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