1995年
事業
市民活動支援システムに関する調査研究
事業実施者 | 財団法人 たんぽぽの家(市民活動支援センター設立委員会)(日本) | 年数 | 1/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 9,948,955円 |
事業内容
阪神大震災をきっかけに日本で民間の非営利セクターの社会的必要性が認識されつつある中で、その担い手であるボランティアや市民活動への関心も高まってきていますが、日本の市民活動については種々の問題点―実態が把握されていない、社会経済システムにおける役割分担が不明である、支援システムが不在である、など―が指摘されています。本事業は、国際的視野におけるボランタリー活動の重要さに目を向け、すでに制度を確立しているイギリスや、経済発展をとげつつある他のアジア諸国の制度を調査します。また、日本国内各地域に根ざした市民活動支援システムを確立すべく調査・支援活動を行い、サポートセンター設立に向けてのプログラム作りを行います。
95年度は、神戸では「神戸・東灘地域助け合いネットワーク」の記録をまとめ、奈良では300団体の名簿を作成し、アンケートをもとに200から250団体を回収目的として調査を行い、ディレクトリーと報告書をまとめました。海外との交流については、英国のNCVO(National Council for Voluntary Organization)およびバーミンガム地域のサポートセンターと情報交換を行い、またアジア・西太平洋都市保全ネットワーク会議が1995年秋に奈良で行われた際、会議に参加した非営利組織と交流が行われました。
こうした努力の積み重ねによる日本の市民活動に関する情報・資料は、その種の情報が基本的に不足しているだけに貴重な基礎データになります。またボランタリー組織スタッフの育成も、ボランタリー組織のマネージメントが遅れている日本にあっては、きわめて必要性の高い作業であるといえます。
95年度は、神戸では「神戸・東灘地域助け合いネットワーク」の記録をまとめ、奈良では300団体の名簿を作成し、アンケートをもとに200から250団体を回収目的として調査を行い、ディレクトリーと報告書をまとめました。海外との交流については、英国のNCVO(National Council for Voluntary Organization)およびバーミンガム地域のサポートセンターと情報交換を行い、またアジア・西太平洋都市保全ネットワーク会議が1995年秋に奈良で行われた際、会議に参加した非営利組織と交流が行われました。
こうした努力の積み重ねによる日本の市民活動に関する情報・資料は、その種の情報が基本的に不足しているだけに貴重な基礎データになります。またボランタリー組織スタッフの育成も、ボランタリー組織のマネージメントが遅れている日本にあっては、きわめて必要性の高い作業であるといえます。
一般事業 社会装置化に向けての諸作業 に属する事業
- アジア地域における資金仲介インターメディアリ(CSRO)の啓蒙促進
- フィリピン非営利セクター資金源情報整備
- タイ非営利セクター資金源情報整備
- インドネシア非営利セクター資金源情報整備
- NPOの研究・教育ネットワーク形成
- NGO税制優遇資格審査評議会(PCNC)のシステム評価と紹介
- アジア地域における資金仲介インターメディアリ(CSRO)の啓蒙促進
- フィリピン非営利セクター資金源情報整備
- タイ非営利セクター資金源情報整備
- インドネシア非営利セクター資金源情報整備
- アジア地域における資金仲介インターメディアリ(CSRO)の啓蒙促進
- 国際公益団体の国際会議支援
- 国際公益団体の国際会議支援―アジアの非営利セクター支援のための国際会議
- 国際公益団体の国際会議支援―世界の助成団連合体の国際会議
- 国際公益団体の国際会議支援―「第2回アジア国際公益団体会議」準備会議
- 国際公益団体の国際会議支援―アジアの環境NGOについての白書作成にむけての会議
- セクター間をつなぐインターメディアリ機能の開発
- 市民活動支援システムに関する調査研究
- シンク・タンク会議
- 日本におけるシンク・タンク-その可能性と展望