1994年
事業
シンク・タンク会議
事業実施者 | アーバン・インスティテュート(The Urban Institute/米国) | 年数 | 単年度事業 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 125,724,668円 |
事業内容
日本では、政策研究・決定等のほとんどが政府機関にゆだねられています。しかし、政府機関はその立場上、激動する世界の中でその変化に臨機応変に対応しにくい面があり、政策の柔軟性や対応の自由度といった面で少なからぬ難を持っています。
これに対して、柔軟性に富み、変化に自由に対応できる立場で政策提言等を行えるのが「民間非営利独立型の公共政策研究機関」、いわゆるシンク・タンクです。シンク・タンクは、国により数の多い少ないはあるものの、欧米ばかりでなく、日本以外のアジアの国々でも活発に活動しています。
この事業は、上記のような状況を前提に、日本および海外からシンク・タンク関係者が集まり、「国際社会」「民間(市民)」「シンク・タンク」の3つをキー・ワードに、政策研究機関の活動の現状と今後について討論、創造的な政策形成は現在いかにあるべきか、その点についての日本の問題点は何かを明らかにしようというものです。
「日本に独立シンクタンクは必要か」と題して、国際会議「世界シンクタンク・フォーラム」を開催し、550名を超える出席者を得ました。この時宜に適ったテーマに関して、質量ともに有意義な討議が行われました。特に日本人一般に向けて、民間非営利セクターの重要性や真の意味のシンク・タンク創設の必要性を広くアピールできたこと、また今後の展開が予想されるグローバル・ポリシー・リサーチ・プロジェクト構築のための方向性が提
示されたことは、大きな収穫でした。
これに対して、柔軟性に富み、変化に自由に対応できる立場で政策提言等を行えるのが「民間非営利独立型の公共政策研究機関」、いわゆるシンク・タンクです。シンク・タンクは、国により数の多い少ないはあるものの、欧米ばかりでなく、日本以外のアジアの国々でも活発に活動しています。
この事業は、上記のような状況を前提に、日本および海外からシンク・タンク関係者が集まり、「国際社会」「民間(市民)」「シンク・タンク」の3つをキー・ワードに、政策研究機関の活動の現状と今後について討論、創造的な政策形成は現在いかにあるべきか、その点についての日本の問題点は何かを明らかにしようというものです。
「日本に独立シンクタンクは必要か」と題して、国際会議「世界シンクタンク・フォーラム」を開催し、550名を超える出席者を得ました。この時宜に適ったテーマに関して、質量ともに有意義な討議が行われました。特に日本人一般に向けて、民間非営利セクターの重要性や真の意味のシンク・タンク創設の必要性を広くアピールできたこと、また今後の展開が予想されるグローバル・ポリシー・リサーチ・プロジェクト構築のための方向性が提
示されたことは、大きな収穫でした。
一般事業 社会装置化に向けての諸作業 に属する事業
- アジア地域における資金仲介インターメディアリ(CSRO)の啓蒙促進
- フィリピン非営利セクター資金源情報整備
- タイ非営利セクター資金源情報整備
- インドネシア非営利セクター資金源情報整備
- NPOの研究・教育ネットワーク形成
- NGO税制優遇資格審査評議会(PCNC)のシステム評価と紹介
- アジア地域における資金仲介インターメディアリ(CSRO)の啓蒙促進
- フィリピン非営利セクター資金源情報整備
- タイ非営利セクター資金源情報整備
- インドネシア非営利セクター資金源情報整備
- アジア地域における資金仲介インターメディアリ(CSRO)の啓蒙促進
- 国際公益団体の国際会議支援
- 国際公益団体の国際会議支援―アジアの非営利セクター支援のための国際会議
- 国際公益団体の国際会議支援―世界の助成団連合体の国際会議
- 国際公益団体の国際会議支援―「第2回アジア国際公益団体会議」準備会議
- 国際公益団体の国際会議支援―アジアの環境NGOについての白書作成にむけての会議
- セクター間をつなぐインターメディアリ機能の開発
- 市民活動支援システムに関する調査研究
- シンク・タンク会議
- 日本におけるシンク・タンク-その可能性と展望