沖ノ鳥島

島嶼研究ジャーナル
第6巻2号

米国人の目から見た尖閣諸島問題「国際法と日本領土の問題(下)」を前号に引き続き掲載する。「占守(シムシュ)島(とう)の戦闘-第2次大戦後の新たな戦争」は従来の固有の領土論とは異なり、全千島を日本領土であると主張する新たな視点からの論文。「無人の小島の法的地位について」では沖ノ鳥島の法的地位を論じる。また、イスラム教社会における独特の国境観念と海域紛争、日本統治時代における竹島周辺の漁労活動の実態、ガイアナとスリナムとの間の仲裁事件、などを取り上げている。

島嶼研究ジャーナル
第2巻1号

創刊号に続いて尖閣諸島問題について取り上げるとともに、竹島の問題や海面下に没した島等の法的地位に関する専門家の考察等論説5編を掲載しています。さらに、インサイトでは、沖ノ鳥島との関連で大陸棚限界委員会での論議も含めた2編が掲載され、コラム3編と合わせて充実した内容となっています。