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一般事業 グローバリゼーションの功罪への挑戦~人口移動に関わる問題

2011年
事業

外国人医療・福祉人材受け入れ基盤整備とネットワーク化

事業実施者 京都大学大学院 文学研究科 社会学教室(日本) 年数 2/2
形態 自主助成委託その他 事業費 9,300,000円
事業内容
本事業は、外国人医療・福祉従事者の受け入れに関するガイドブック(多言語版)を作成し、その過程で形成された関係者とのネットワーク構築やワークショップ開催などの普及活動を通じて、外国人労働者受け入れにかかわる経験知の共有を行うものである。
実施計画
2年継続事業の最終年度として下記の活動を行う。
  • 運営委員会の運営
    ガイドブックの編集と全体計画の調整を行うため、運営委員会を開催する(年4回)。
    運営委員予定者:カルロス・マリアルース氏(龍谷大学准教授)、平野裕子氏(九州大学准教授)、中井久子氏(大阪人間科学大学教授)、志賀由美氏(武蔵野大学)
  • 普及のための実践者会議および補足調査の実施(2011年5月~2012年2月)
    ガイドブックの普及方法や今後のネットワーキングの検討、ガイドブックの利用にかかわる関係者からの聞き取り調査などを実施する。
    参加者:
    厚労省職業安定局、Hamid氏(インドネシア看護協会)、DelaRosa氏(フィリピン看護協会)、Huong氏(ベトナム保健省)、外国人看護師・介護士受け入れ機関、外国人看護師・介護士、運営委員。
    開催場所:
    東北・関東・中部・関西・九州
    開催時期:
    2011年5月~2012年2月 
  • ガイドブックの作成
    原稿内容を最終的に調整し、翻訳作業を行った後、日本語、英語、中国語、インドネシア語の4言語で出版する。
事業成果
最終年度である本年度は、受け入れ候補者が抱える問題点を明確にするため、当事者からのヒアリングおよびEPA看護師・介護福祉士候補者からの個別ヒアリング等を実施し、最終成果物として「多文化社会とケア」に関する事例・資料集(日本語・英語・中国語・インドネシア語版)を完成させました。

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