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一般事業 草の根アプローチ~開発目的のNGOsの支援

1993年
事業

山間過疎地問題の国際研究・研修ネットワーク

事業実施者 笹川平和財団
(財)日本地域開発センター
年数 4/10
形態 自主助成委託その他 事業費 26,694,686円
事業内容
本事業の目的は、国際的な展望のもとに、先進工業国の山間地の問題の理解を深めることと、日本の過疎地の後継者養成モデルをつくることです。
この目的に沿って、全国の山間過疎地の地域リーダーを対象に国際研修講座を開催、日本・米国・スイスにおける過疎農村の経済社会研究の成果をもとに、地域運営の手法を教えています。
本年度から、山間過疎の地域リーダー研修は、鳥取大学中心の第1ラウンドに続き、山梨大学中心の第2ラウンド(3年間)に入りました。
スイスと米国における海外研修を含むこの国際研修講座は年々評価も高まり、研修生の質、研修プログラムの質ともに向上してきています。本年度も全国から10名の地域青年リーダーを選び、国内外の講師の指導のもと、夏の国内研修、秋の海外研修を実施しました。また8月には、米国オレゴン大学の協力を得て、オレゴン州における過疎化の実態を現地調査しました。
山梨県早川町で、夏の国内研修と同時に開催した「国際過疎セミナー」はスイス・米国からの参加者にも高く評価されました。そのことがきっかけとなり、次年度から、国際共同研究チームによる日本の山間過疎問題研究が本格化する見通しとなったことは、大きな成果です。

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