1905年

竹島漁猟合資会社の設立

1905年(明治38年)6月12日、中井養三郎、橋岡友次郎、井口龍太、加藤重蔵の4名は、竹島漁猟合資会社の代表者を中井養三郎としたことを島根県知事(松永武吉)に届け出た。(Ref.1)

また、これらの4名は、隠岐島司(東文輔)に対し、竹島漁猟合資会社を設立し6月6日をもって裁判所の登録を受けたことを届け出た(1905年6月13日付)。それには、竹島漁猟合資会社の定款および社内規約が添付され、その目的が竹島海驢捕獲製造販売であること、出資額、経営にあたっての取り決めが示されている。(Ref.2)

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Ref.1:「代表者届(1905年6月12日)」『竹嶋』(島根県公文書センター所蔵)
Ref.2:「竹島漁猟合資会社設立御届(1905年6月13日)」『竹嶋』(島根県公文書センター所蔵)


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