1954年11月21日

巡視船「おき」および「へくら」が砲撃を受ける(第30次特別取締)

1954年11月21日午前6時頃竹島に到着した、海上保安庁巡視船「おき」と「へくら」二隻が、それぞれ南北両側から調査していたところ(第30次特別取締)、「へくら」が西島(男島)の北西約3.2海里程度の地点で突然5発の砲撃を受けた(6時58分~7時1分の間)。砲弾は巡視船から約1海里離れた海上に落下し、被弾しなかった。その際、東島(女島)中央部分に無線が立っていること、その付近に14、5名の警備員らしきものが確認された。その東側の無線柱には韓国旗が掲げられていた。(Ref.1)。

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Ref.1:「八管公秘密第275号(1954年11月24日)」(海上保安庁第八管区海上保安本部開示資料)

参考資料
「第20回国会衆議院内閣委員会会議録第2号(1954年12月3日)」pp.5-6


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