1951年8月10日

米国が竹島は日本領であるとして韓国の条約草案修正要求を拒絶

対日平和条約の草案に対し1951年7月19日に韓国が提出した竹島を韓国に含めるという修正要求について、米国は、ラスク国務次官補が国務長官に代わり同年8 月10 日付け文書で回答し、「...合衆国政府は、遺憾ながら当該提案にかかる修正に賛同することができない。...ドク島または竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことが決してなく、1905 年ころから日本の島根県隠岐支庁の管轄下にある。この島は、かつて朝鮮によって領土主張がなされたとは思われない」と述べて、韓国の修正要求を拒否した。(Ref.1)

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Ref.1国務長官(代理ラスク次官補)の韓国大使あて公文(アメリカ国立公文書館所蔵 NARA RG59. Lot54 D423 JAPANESE PEACE TREATY FILES OF JOHN FOSTER DULLES, Box 8, Korea)(外務省HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/pdfs/g_sfjoyaku03.pdf


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