1951年7月19日、韓国の梁祐燦駐米大使は、ダレス国務長官顧問と面会し、対日平和条約草案に対する韓国政府の修正を求めるアチソン米国務長官あて公文を提出した。その中で、1951年6月の条約草案(改訂米英草案)の朝鮮放棄条項である第2条aを「...朝鮮並びに済州島、巨文島、欝陵島、ドク島及びパラン島を含む日本による朝鮮の併合前に朝鮮の一部であった島々に対するすべての権利、権原及び請求権を1945 年8 月9 日に放棄したことを確認する」と置き換えるよう申し入れた。(Ref.1)
Ref.1:韓国大使の国務長官あて公文(アメリカ国立公文書館所蔵 NARA RG59. Lot54 D423 JAPANESE PEACE TREATY FILES OF JOHN FOSTER DULLES, Box 8, Korea)(外務省 HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/pdfs/g_sfjoyaku02.pdf
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