17世紀中頃

竹島漁猟の開始

現在の竹島での漁猟は、17世紀半ばから行われていた。三代目大谷九右衛門勝信は、1681年の回答書で「25年前に拝領した、この小島でもアシカの油をとる」としている。(Ref.1)

鳥取の商人石井宋悦から大谷道喜宛ての書状(1650年頃)に、村川市兵衛が松島(現在の竹島)でアシカ漁をしていることを示すものがある。(Ref.2)

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Ref.1:『竹島渡海由来記抜書』――鳥取県立博物館所蔵「岡嶋家資料」
島根県Web竹島問題研究所HPに掲載)
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/kenkyuukai_houkokusho/takeshima04_01/takeshima04c.data/4-4-6-01.pdf
Ref.2:『新修鳥取市史』第2巻 (1988年)


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