1953年5月28日

島根県水産試験場による上陸調査

島根県水産試験場は、昭和28年5月28日、対馬暖流開発調査の実施中、試験船島根丸により竹島に上陸し、調査を行った。漁業操業制限区域(マッカーサーライン)が撤廃され、戦後初の日本人の上陸となった。島根丸は、竹島において、韓国旗を掲げた動力船6隻、無動力船6隻、その中の1隻は潜水器船で、漁民60名程度が採介藻漁業をしていることを発見し、島根県庁に報告した。その後も9月17日、10月21日、1954年3月23日に上陸して調査を行った。(Ref.1)

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Ref.1:島根県水産試験場『島根県水産試験場八十年史』(1983年)pp.58-61


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