1895年～

古賀氏が官有地拝借御願・30年間の無償貸与


明治28年（1895年）には、古賀辰四郎氏自らが久場島に上陸し現地調査を実施。記録を残したとされる。（Ref.1）

同年に内務大臣野村靖宛にバカ鳥の保護と開発の必要性を訴え「官有地拝借御願」（二八八重進第二一三号）を上申。6月11日付で沖縄県那覇西村主取照屋奥行の奥書、6月26日付で沖縄県八重山島頭宮良當宗・喜舎場英詳・大濱用能による奥書がある。 （Ref.2）

1896年、30年間の無償貸与を認められる。（Ref.3）


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Ref.1　：日本帝国褒章ノ記・古賀辰四郎ヘ藍綬褒章下賜ノ件
（国立公文書館所蔵公文雑纂明治42年・内閣四　国立公文書館所蔵）

Ref.2　：官有地拝借御願 （二八八重進第二一三号）
（海洋政策研究財団島嶼資料センターに複写所蔵）

Ref.3　：八重山郡石垣町大字登野城処分調査書
（沖縄営林署、昭和5年：海洋政策研究財団島嶼資料センターに複写所蔵）

参考資料
南方同胞援護会機関誌『季刊沖縄』63（1972年12月31日）
特集　尖閣列島第２集 p.136～157


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