1895年1月12日・1月14日

尖閣諸島の日本への編入を決定(標杭建設の閣議決定)


内務大臣は1895年(明治28年)1月12日、内閣総理大臣(伊藤博文)に対し閣議開催を要請(秘別第一三三号)。1895年1月14日、漁業者取締の必要性から沖縄県が魚釣島・久場島を所轄する必要があるとし、標杭建設について沖縄県知事の上申通り認めることを閣議決定した。これにより魚釣島・久場島が沖縄県の所轄となった。(Ref.1)


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Ref.1 :標杭建設二関スル件(秘別一三三号請議書および閣議決定)
(公文類聚・第十九編・明治二十八年・第二巻(国立公文書館所蔵 )

参考資料
南方同胞援護会機関誌『季刊沖縄』56(1971年3月25日)
特集 尖閣列島 p.112


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