低潮線保全区域と特定離島の設定

  • 2023年02月15日

 2010年6月公布の低潮線保全法に基づき、沖ノ鳥島は、特定離島に指定され、船舶の係留、停泊、荷さばき等が可能となる港湾施設の整備等が進められている。
 以前は港湾施設がなく、沖合で本船から小型船に積み替えて海上輸送をしていた。港湾施設の整備によって船舶が直接接岸できるようになるため、現地作業の安全かつ効率的な実施が可能となる。これは、2027年ごろの完成が見込まれている。(Ref.1)

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Ref.1:「沖ノ鳥島における活動拠点整備事業」(2021年9月15日国土交通省関東地方整備局発表)
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000812592.pdf