単冠湾

湾口付近で幅約9km、奥行き7km強の楕円形をなす単冠湾(ひとかっぷわん)は、択捉島(えとろふとう)の太平洋岸における唯一の大湾である。湾口は南東に向かって開いている。第二次世界大戦開戦時、日本の連合艦隊が集結した場所であった(Ref.1)。

fig
単冠湾と海岸(留別村年萌地区年萌)
写真提供:千島歯舞諸島居住者連盟

tit
Ref.1:沖縄・北方対策庁『北方地域総合調査書(択捉島の部)』(1971年)p.32