2003年1月10日

四島の帰属問題の解決を確認(日露行動計画の採択に関する日本国総理大臣およびロシア連邦大統領の共同声明)

2003年1月、小泉純一郎首相が訪露し、プーチン大統領と首脳会談を行い、「日露行動計画の採択に関する日本国総理大臣およびロシア連邦大統領の共同声明」が発表された。同声明では、領土問題に関し、「1956年の日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言、1993年の日露関係に関する東京宣言、1998年の日本国とロシア連邦の間の創造的パートナーシップ構築に関するモスクワ宣言、2000年の平和条約問題に関する日本国総理大臣及びロシア連邦大統領の声明及び2001年の平和条約問題に関する交渉の今後の継続に関する日本国総理大臣及びロシア連邦大統領のイルクーツク声明を含むこれまでに達成された諸合意に基づき、精力的な交渉を通じて、択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島の帰属に関する問題を解決することにより平和条約を可能な限り早期に締結し、もって両国間の関係を完全に正常化すべきであるとの決意を確認し・・・」とされた。(Ref.1)

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Ref.1 : 「日露行動計画の採択に関する日本国総理大臣及びロシア連邦大統領の共同声明」
外務省ホームぺージ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/kyodo_0301.html

参考資料
外務省『われらの北方領土 2019年版 資料編』
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000035454.pdf