2000年9月5日

四島の帰属問題を解決することによって平和条約を策定するための交渉を継続することを確認(平和条約問題に関する日本国総理大臣及びロシア連邦大統領の声明)

2000年9月、ロシア連邦のプーチン大統領が訪日し、森喜朗首相の間で「平和条約問題に関する日本国総理大臣およびロシア連邦大統領の声明」が出された。同声明では、「双方は、1993年の日露関係に関する東京宣言及び1998年の日本国とロシア連邦との間の想像的パートーなーシップの構築に関するモスクワ宣言を含む今日までに達成されたすべての諸合意に依拠しつつ、択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島の帰属に関する問題を解決することにより平和条約を策定するための交渉を継続することに合意した」とされた。(Ref.1)

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Ref.1 : 「平和条約問題に関する日本国総理大臣及びロシア連邦大統領の声明」
日本国外務省・ロシア連邦外務省『日露間領土問題の歴史に関する共同作成資料集』2001年版,7
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/ryodo.html

参考資料
外務省『外交青書』2001年版pp.366-367
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/01/1st/index.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/01/1st/bk01_1.html#1-4-4

外務省『われらの北方領土』2019年版 資料編
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000035454.pdf