温室ガス削減のための提言：アジアのケーススタディを通して

本事業は、中国、韓国、タイ、インドネシア、インド、マレーシア、フィリピン、バングラデシュのアジア各国で、気候変動枠組条約の遵守状況に関する実情調査を行い、対策を提言することを目的としています。調査と提言は各国のシンクタンク型NGOが行いますが、これらに参加するNGOの能力開発と人材の育成をも目指しています。
2年目にあたる1998年は、共同研究者相互の積極的なコミュニケーションによるネットワークを年間を通して維持し、ケーススタディのドラフトを完成させました。この事業を通して、参加NGO間のネットワークの強化と、参加したシンクタンク型NGOの個別のキャパシティ・ビルディングに寄与することができました。