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一般事業 世界的政策課題:揺れる国民国家と新たなる世界秩序の構築に向けて~地球環境

1999年
事業

山・川・海プロジェクト-子供の環境活動強化モデルの開発-

事業実施者 株式会社 毎日新聞社学生新聞本部 年数 3/3
形態 自主助成委託その他 事業費 6,923,195円
事業内容
山や川、海、それらに影響を及ぼすさまざまな要因を演じる「ロール・プレイング・ゲーム(RPG)」を行うことによって、子供たちの環境に対する意識を啓発し、そのプロセスをメディアで紹介する事業です。
事業3年目の本年度は、プロジェクトの大きな目標であった、環境をテーマとした子供たちによる国際会議の開催と、子供たちの環境ネットワーク構築のための体制づくりを目指しました。本年度の活動は、以下の4点に絞ることができます。

  • 1年目に韓国、フィリピン、2年目にタイ、韓国で行った海外調査を、本年度はネパール、中国、ドイツで実施し、「毎日こども環境国際会議」開催準備として、当該国の参加・交流の可能性を探りました。
  • 「地球を守るために手をつなごう」をテーマに、1999年10月9~11日、東京で「毎日こども環境国際会議」を開催しました。
    中国、韓国、タイ、ネパール、ドイツからそれぞれ2人ずつ、国内5か所の「こどもエコクラブ」、一般参加の小・中学生ら約150人が参加しました。持ち寄った各国の生活ごみを使い、山・川・海・街という「未来の環境オブジェ」づくりに挑戦し、そのオブジェをバックに環境活動への取り組みを発表しました。また、「街には新鮮な空気か必要だ。だから木を植えよう」など、山・川・海・街それぞれに行動目標を定めました。
    今後も交流を続け、ともに地球環境を考えていこうという誓いを胸に、「毎日こども環境国際会議」は閉幕しました。
  • 環境教育の手法として有効とされているRPGを行いました。事業1年目は本格実施のための助走、2年目前半は「今治RPGキャンプ」の下準備として「地域の水調べ」に取り組みました。今治RPGキャンプでは、山・川・海・街の各地域のメンバーが、調査結果をもとに、「自然我慢派」と「人我慢派」の2グループに分かれてRPGを展開しました。
    3年目は、これまでの展開を受けて、テーマを水から車、電気など生活に密着したものに発展させ、身近なところから環境問題の議論を深めることができました。
  • 上記会議の開催を含む各地の「こどもエコクラブ」の活動は、これまで同様、毎日新聞、毎日小学生新聞、毎日中学生新聞、こねっと毎日学校電子新聞で紹介され、「こどもエコクラブ」の普及・拡大に側面から寄与しました。

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