2009年
事業
第3期日本語学習者奨学金
事業実施者 | 中国国際友好聯絡会(中国) | 年数 | 5/5 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 6,995,261円 |
事業内容
日本語学習者の育成から日中間の相互理解の進展に
- 本事業は3期目の最終年度にあたり、 第1期からのべ1,400名以上の奨学生を生み出し、 その多くが公的機関やマスコミ、 大企業の一線で活躍しています。
奨学金の支給対象者は、 日本語教育の主力校13大学で日本語を学び、 優秀な成績を修め、 秀逸な日本語論文を提出した学生たちです。 支給額は、 2000年スタート当初は一人年間2000元でしたが、 物価指数の上昇などを考慮し、07年度より一人年間4000元に変更しました。 大学別人数の内訳は、 北京外国語大、 上海外国語大、 大連外国語大、四川外国語学院、 広東外語外貿大が各10名、 広西大、 西北大、 湖南大、 貴州大、 南京大、 黒竜江大、 厦門大、 山東大が各5名で、 年間90名です。
第3期では、 合計480名で、 第1期からのべ1400名以上の奨学生が生まれ、 その多くが公的機関や新聞社、 テレビ局など報道機関、 大企業の国際事業部門の第一線で活躍しています。
また、 フォローアップの一環として、 過去の奨学金受給者の追跡調査を行い、 卒業生名簿を更新し、 ネットワークの構築に努めました。 このほかに、 奨学金受給者が執筆した小論文をまとめた論文集を作成し、 5年間の事業実施状況を総括した報告書とともに、 各関係者、 関係機関に配布し、 事業の成果の拡大に努めました。