1999年
事業
スロバキア外交政策研究支援/フェーズⅡ
事業実施者 | Slovak Foreign Policy Association(SFPA)/スロバキア | 年数 | 3/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 4,858,000円 |
事業内容
1993年のスロバキアの分離独立と同時に当基金の支援により設立されたスロバキア外交政策協会(SFPA)は、99年度時点において、会員数650人にまで成長しました。発足当初の主な活動は、首都ブラチスラバでの研究会開催でしたが、スロバキアにとって市民への外交情報のさらなる普及が重要であるという考えから、活動拠点として中部スロバキア(バンスカービストリツァ)と東部スロバキア(プレショフ)に支部を設立しました。また、SPFが支援してきた外交政策研究会のみならず、数多くのワークショップや討論会が定期的に開催されるようになりました。さらに、SFPAに付随してスロバキア外交政策研究所が設立され、スロバキア外交政策の研究と発信機能が備わりました。
SFPAのメンバーの多くの若者が、職業外交官として成長し、あるいは、外交関係の仕事に従事するようになっています。財政面では、事業運営に必要な予算の30%を自国内の財源で賄えるまでに成長しました。
本年度は、海外の著名な外交政策関係者(シロモ・アヴィネリ/ヘブライ大学ヨーロッパ研究所所長、アンドレイ・オレボラスキー/アトランティック協会会長、前ポーランド外務大臣、イーサー・ダイソン/米国副大統領顧問、レインハード・クールマン/ヨーロッパ金属労連事務局長、モハメッド・ファテイ・エル・シャズリ/エジプト外務省欧州担当次官、エドワード・クカン/スロバキア外務大臣)を招き、6回の外交政策研究会を開催しましたが、その参加者は、各回200人、合計1200人にも上りました。中部・東部スロバキアの支部でも同様の研究会が開催され、外交政策の重要性の認知に貢献しました。
また、ニューズレター『Listy SFPA』 は、外交政策問題(4月・中欧4か国、5月・コソボ問題、6月・外交政策における文化活動の役割、7月・コソボ問題、9月・シンクタンクと外交政策、10月・外交政策と人権問題、11月・民主革命後10年、12月・中東問題、1月・ヘルシンキサミットとスロバキア外交政策、2月・外交政策とメディア、3月・北欧の視点からみたヨーロッパ統合のプロセス)を中心に、本年度11回発行されました。チェコのハベル大統領や、ドネリーNATO事務総長顧問など、著名人のインタビューを掲載したことによってニューズレターの媒体価値も高まりました。
SFPAのメンバーの多くの若者が、職業外交官として成長し、あるいは、外交関係の仕事に従事するようになっています。財政面では、事業運営に必要な予算の30%を自国内の財源で賄えるまでに成長しました。
本年度は、海外の著名な外交政策関係者(シロモ・アヴィネリ/ヘブライ大学ヨーロッパ研究所所長、アンドレイ・オレボラスキー/アトランティック協会会長、前ポーランド外務大臣、イーサー・ダイソン/米国副大統領顧問、レインハード・クールマン/ヨーロッパ金属労連事務局長、モハメッド・ファテイ・エル・シャズリ/エジプト外務省欧州担当次官、エドワード・クカン/スロバキア外務大臣)を招き、6回の外交政策研究会を開催しましたが、その参加者は、各回200人、合計1200人にも上りました。中部・東部スロバキアの支部でも同様の研究会が開催され、外交政策の重要性の認知に貢献しました。
また、ニューズレター『Listy SFPA』 は、外交政策問題(4月・中欧4か国、5月・コソボ問題、6月・外交政策における文化活動の役割、7月・コソボ問題、9月・シンクタンクと外交政策、10月・外交政策と人権問題、11月・民主革命後10年、12月・中東問題、1月・ヘルシンキサミットとスロバキア外交政策、2月・外交政策とメディア、3月・北欧の視点からみたヨーロッパ統合のプロセス)を中心に、本年度11回発行されました。チェコのハベル大統領や、ドネリーNATO事務総長顧問など、著名人のインタビューを掲載したことによってニューズレターの媒体価値も高まりました。