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笹川日中友好基金 21世紀の日中関係への提言

2000年
事業

天津市環境保護調査支援

事業実施者 四日市・天津友好交流協議会(日本) 年数 単年度事業
形態 自主助成委託その他 事業費 4,776,111円
事業内容
環境問題をめぐって、日中の自治体間では「交流が多く、協力が少ない」状態が続いています。この局面を改善するために、自治体間における、環境改善・保護のための協力活動の参考となる実例を示すことは重要な意味をもちます。
本事業では、四日市市と天津市の間で行われた環境協力事業を支援しました。まず両都市の環境問題の専門家が、天津市大港区の汚水処理の現状について共同で実態調査を行い、四日市市の排水処理プロセスとノウハウを天津市で活用する可能性を検証しました。次に、調査・分析の結果に基づいて、対策案を盛り込んだ中国語と日本語の報告書を作成しました。
報告書は天津市、四日市市当局に提出され、地方政府の環境政策立案に寄与すると同時に、中国の同様区域の環境改善の参考になることが期待されています。また、この報告書は、通産省所管の財団法人国際環境技術移転研究センターで実施される研修事業などにおいても活用されていく予定です。

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