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笹川日中友好基金 21世紀の日中関係への提言

2001年
事業

日中若手歴史研究者会議

事業実施者 笹川平和財団 年数 1/5
形態 自主助成委託その他 事業費 2,347,566円
事業内容
日中両国民の不信と猜疑を招く要因の1つはいわゆる「歴史認識」にあります。従来の歴史研究の視点や方法が、かえって両国間に閉鎖的局面をつくりだしています。そんな中で、相互信頼の構築のために、斬新な視点をもつ若手研究者の活躍が期待されています。本事業は、日中の若手歴史研究者の英知を結集し、歴史認識をめぐる日中間の諸問題を解決し、相互不信を払拭
するための新しい枠組みを提示しようというものです。
初年度の本年度は、日本人、中国人と在日中国人学者による研究発表会を月1回のペースで行いました。発表会では、ゲストとして迎えた先輩研究者の研究発表と意見交換会も行われました。また、日中の若手研究者の交流を活発化し、ネットワークを形成するために、北京で開催された研究会に日本の学者3人がゲストとして参加しました。さらに、中国人若手研究者を3人日本に招へいし、日本側の研究発表会での講演と、情報や意見の交換を行いました。また、問題意識や情報を共有するために、初年度の研究発表内容を集めた論文抜粋集を作成しました。

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