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笹川日中友好基金 21世紀の日中関係に向けた相互理解の深化

2008年
事業

日中防衛交流総括

事業実施者 笹川平和財団
中国国際友好聯絡会(中国)
年数 1/2
形態 自主助成委託その他 事業費 9,003,771円
事業内容
2000年代前半に停滞していた政府間の日中防衛交流は、07年以降順調に進展しつつあります。その背景には、両国の関係が必ずしも良好とは言えなかった時期にも民間団体が安全保障分野における交流を支え続けたという事実がありました。しかし、これまで政府や民間による安全保障分野での交流の歴史や現状の整理は十分行われてきたとは言えません。本事業は、両国国民の安全保障分野における相互理解を促進するために、過去の日中安全保障対話・防衛交流の総括を行うことを目的としています。
本年度は、日中双方の専門家2名ずつが参加するコアグループを組織し、本年度の事業計画について話し合いました。その後、日中の政府および民間の各機関による安全保障交流の実績を調査し、報告書の作成を開始しました。
2009年3月22~25日には中国側の専門家12名を招き、東京で「第9回北東アジア安全保障問題シンポジウム」を開催しました。ここでは30名ほどの日中両国の安全保障問題の専門家や防衛省・解放軍関係者が「日本と中国の安全保障交流」について議論しました。また、一行は市ヶ谷記念館を視察し、中国側専門家と防衛省防衛政策局との間で意見交換も行われました。本年度実施した調査研究やシンポジウムの成果は、次年度以降の研究活動に活用される予定です。

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