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笹川日中友好基金 21世紀の日中関係に向けた相互理解の深化

2012年
事業

中国人気ブロガー招へい

事業実施者 笹川平和財団 年数 2/5
形態 自主助成委託その他 事業費 4,350,934円
事業概要
中国のインターネットユーザーは4億人を超えたと言われているが、インターネット世論に影響力が大きい人気ブロガー、特に元メディア関係者を日本に招へいし、客観的な現代日本像を知る機会を提供する。そのスピーディで自由な発信力を活用し、日本の姿を独自の視点でweb上でリポートしてもらうことにより、中国インターネットユーザーの日本イメージの改善を図る。
ネット世論で影響力を持つ人気ブロガーを複数回にわたり年間8名程度日本に招へいすることとし、1回の招へいにつき3名以内の少人数で実地取材する。来日取材のテーマや視察先、交流の内容などについては招へい者と事前に協議する。取材は、1週間にわたって行い、日本の政治、経済、社会、文化などの現場を視察する他、各界のリーダーや専門家、有名人と対話し、意見交換やインタビューを実施する。事業参加者は随時インターネット上で来日取材の成果を発信する。
実施計画
中国におけるミニブログやインターネット世論に大きな影響力を持つ人気ブロガーのうち、元メディア関係者や作家らを中心に日本に招へいし、実際の現代日本を知る機会を提供する。彼らの発信力を活用することにより、中国インターネットユーザーの日本イメージの改善に寄与する。前年度に招へいした元メディア関係者のブロガーたちは、取材能力、記事作成能力が優れ、ブログや活字媒体を通じてスピーディで自由に発信し、ブログ読者からの多数のコメント、また雑誌への投稿も行うなど期待以上の反応が得られた。
5年継続事業の2年目にあたる本年度は、下記の活動を行う。
  • 事前準備
    事業担当者は過去の交流事業参加者など、中国側事業協力者のアドバイスを参考に人選を決定する。来日取材のテーマ、視察先、交流の内容などについては、招へいされるブロガーのニーズに合わせ、相手方と具体的に協議する。
  • 来日取材と発信
    複数回にわたり、年間8名程度の人気ブロガーを各1週間程度日本に招へいする。事業参加者は、日本滞在期間中は、下記の活動を行う。
    • 日本の政治、経済、社会、文化などの現場を視察する。
    • 各界のリーダーや専門家、有名人と対話し、意見交換やインタビューを実施する。
    • 随時インターネット上で取材の成果を発信する。
    • 可能であれば帰国後も、オンライン座談会や各種メディアなどでも取材成果を発信する。
事業成果
(前列左より)日産追浜工場を取材する何力<br>『全球商業経典』編集長と張力奮『FT Chinese.com』編集長

(前列左より)日産追浜工場を取材する何力
『全球商業経典』編集長と張力奮『FT Chinese.com』編集長

中国の人気ブロガーを日本に招いて等身大の日本を見る機会を提供し、中国のネットユーザーの対日イメージの改善を図ることを目的としています。本年度は、3回にわたり計9人の人気ブロガーを招へいし、「日本の経済」、「日本人の生の声を聴く」、「日中ブロガー交流」をテーマに取材や交流を行いました。ブロガーらは、日本での見聞や感想をミニブログを通じてリアルタイムで情報発信するほか、帰国後もネットメディアや雑誌や新聞などを活用して、日本に関する情報を広く一般読者に発信しています。

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