衛星画像分析
現在では、衛星画像を始めとするインターネット上の種々の情報が情勢分析のための有効な根拠となることが認識されており、欧米のシンクタンクおよびメディア等が各種事案の分析を行なっている。笹川平和財団は、日本の安全保障研究の先駆けとして、こうした分析手法の一部である衛星画像分析を行い、分析結果を広く発信したいと考えるものである。
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中国のプルトニウム保有量を読み解く
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イラン核開発の現状と核関連施設への攻撃に関する暫定評価
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ロシア、ザポリージャ原発を再稼働へ~占領した原発の管轄権に関する考察
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北朝鮮がウラン濃縮施設を初めて公開~その規模と狙い
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ウクライナによる越境攻撃と原発の安全確保
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中国のプルトニウム生産に対するロシアの思惑
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中国の高速増殖炉から排水を確認:近く本格稼働へ
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衛星画像を用いた 中国の戦略核戦力増強の 現状に関する分析
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北朝鮮の軽水炉が臨界に~軽水炉で核兵器級のプルトニウム製造は可能か?
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中国の高速増殖炉が稼働か:核軍拡加速のおそれ
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特別寄稿:占拠から1年半、冷却水の確保が課題に:ザポリージャ原発
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中国のプルトニウム生産と核軍拡
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特別寄稿:ザポリージャ原発の現状と今後の懸念事項
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003型空母の建造状況
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上海江南造船所
執筆者
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小林 祐喜
笹川平和財団 主任研究員1972年生まれ、関西学院大学法学部政治学科卒業。河北新報社入社。報道部経済班などを経て2007年退社。13年フランス・ストラスブール政治学院で国際関係論、14年同・レンヌ政治学院で公共政策論の修士課程修了。15年パリ高等鉱業大学院博士課程。19年「福島第一原発事故の危機対応における政治と科学の関係」で博士号を取得。同年7月より、現職。近著は「核不拡散に貢献する原子力技術と次世代炉」月刊『公明』4月号。
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小原 凡司
笹川平和財団上席フェロー1985年 防衛大学校卒業、1998年 筑波大学大学院(地域研究修士)修了(修士)。1985年に海上自衛隊入隊後、回転翼操縦士として勤務。2003年~2006年 駐中国防衛駐在官。2006年防衛省海上幕僚監部情報班長、2009年 第21航空隊司令、2011年IHS Jane’s アナリスト兼ビジネス・デベロップメント・マネージャーを経て、2013年に東京財団、2017年6月から現職。単書に『中国の軍事戦略』(東洋経済新報社)『軍事大国・中国の正体』(徳間書店)『何が戦争を止めるのか』(ディスカバートゥエンティワン)『曲り角に立つ中国』共著(NTT出版)、共著に『米中新冷戦の幕開け』(東洋経済新報社)、『よくわかる中国現代政治』(ミネルヴァ書房)等。
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池田 徳宏
(元海上自衛隊呉地方総監/海将)
富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ株式会社・安全保障研究所所長1981年防衛大学校卒。同年海上自衛隊入隊
護衛艦やまゆき艦長、第5護衛隊司令、第1護衛隊群司令、護衛艦隊司令官、佐世保地方総監を歴任し呉地方総監にて2016年に退官。防衛省では海上幕僚監部防衛班長、指揮通信課長、防衛部長、統合幕僚監部指揮通信システム部長等を歴任し弾道ミサイル防衛、サイバー戦、海上防衛等に関する政策立案に携わった。2018年から2020年に国家安全保障局顧問、2019年から2020年に内閣府海洋総合政策本部参与会議MDA PT委員。2021年から2023年にハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー、現在、国際問題研究所「インド太平洋研究会」委員及び笹川平和財団安全保障研究グループ「日米同盟のあり方研究」委員。最近の論考に「AUKUS - インド太平洋安全保障に対する今日的意義」など。

