中国の政治・経済・社会・外交・安全保障についての分析を発信

SPF China Observer

衛星画像分析プロジェクト

現在では、衛星画像を始めとするインターネット上の種々の情報が情勢分析のための有効な根拠となることが認識されており、欧米のシンクタンクおよびメディア等が各種事案の分析を行なっている。笹川平和財団は、日本の安全保障研究の先駆けとして、こうした分析手法の一部である衛星画像分析を行い、分析結果を広く発信したいと考えるものである。

執筆者

小原 凡司

小原 凡司
笹川平和財団上席フェロー

1985年 防衛大学校卒業、1998年 筑波大学大学院(地域研究修士)修了(修士)。1985年に海上自衛隊入隊後、回転翼操縦士として勤務。2003年~2006年 駐中国防衛駐在官。2006年防衛省海上幕僚監部情報班長、2009年 第21航空隊司令、2011年IHS Jane’s アナリスト兼ビジネス・デベロップメント・マネージャーを経て、2013年に東京財団、2017年6月から現職。単書に『中国の軍事戦略』(東洋経済新報社)『軍事大国・中国の正体』(徳間書店)『何が戦争を止めるのか』(ディスカバートゥエンティワン)『曲り角に立つ中国』共著(NTT出版)、共著に『米中新冷戦の幕開け』(東洋経済新報社)、『よくわかる中国現代政治』(ミネルヴァ書房)等。

池田 徳宏(元海上自衛隊呉地方総監/海将)

池田 徳宏(元海上自衛隊呉地方総監/海将)
富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ株式会社・安全保障研究所所長

1981年防衛大学校卒。同年海上自衛隊入隊
護衛艦やまゆき艦長、第5護衛隊司令、第1護衛隊群司令、護衛艦隊司令官、佐世保地方総監を歴任し呉地方総監にて2016年に退官。防衛省では海上幕僚監部防衛班長、指揮通信課長、防衛部長、統合幕僚監部指揮通信システム部長等を歴任し弾道ミサイル防衛、サイバー戦、海上防衛等に関する政策立案に携わった。2018年から2020年に国家安全保障局顧問、2019年から2020年に内閣府海洋総合政策本部参与会議MDA PT委員。2021年から2023年にハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー、現在、国際問題研究所「インド太平洋研究会」委員及び笹川平和財団安全保障研究グループ「日米同盟のあり方研究」委員。最近の論考に「AUKUS - インド太平洋安全保障に対する今日的意義」など。

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