【特別シリーズ】
2024年台湾総統選挙とアメリカ④
メディア戦略の国際比較:台湾版「ヒナギクCM」
渡辺 将人
国民党:台湾版「ヒナギクCM」? 疑米論と「平和」キャンペーン
アメリカ大統領選挙の年に本選が近づくにつれて思い出される選挙広告がある。政治コミュニケーション史上、最も重要な事例として現在においても語り継がれているテレビ放送用のCFだ。1964年大統領選挙で9月7日に放送された民主党リンドン・ジョンソン陣営の1分CF、いわゆる「ヒナギクCM (Daisy Ad)」1である。
3歳児の少女がヒナギクの花びらの数を数えていると、爆弾投下のキノコ雲の映像に切り替わる。共和党のバリー・ゴールドウォーターがベトナム戦争で核兵器の使用も辞さずと言っていたことを捉えたネガティブキャンペーンだった。核兵器を安易に使用して死の灰を降らせる危険人物というレッテルをゴールドウォーターに貼り付けた。
「スミソニアン・マガジン」でロバート・マンらが指摘するように、この広告はテレビでは初日1回しか放送されなかった(放送が控えられた)。また、ゴールドウォーターの名前には一切触れていない(見る人が勝手に連想するように作られている)。そして、この広告の放送時点でゴールドウォーターがジョンソンに勝利できる可能性は僅かしかなく、この広告でジョンソンは勝利したわけではない2。
それにもかかわらず、ネガティブキャンペーンのスタイルの斬新さと衝撃的なインパクトにより、この映像による勝利かのような伝説が語り継がれることになった。政治CFの最大効果は、どれだけの回数視聴者の目に触れるかではなく、メディアがそれをどれだけ大きく話題にするかによって定義される好例でもあった。
2024年国民党の侯友宜陣営は、このアメリカの「ヒナギクCM」の台湾版とも言えるCMを1月に入ってからの直前期に発表し、メディアが相次いで大々的に報じた。なるほど、冒頭に子どもの命が戦争で危険にさらされていることを想起させる「少女」が出てきて、キノコ雲や爆撃映像が出てくる。7秒ほどのイメージ映像だ。
さらに「頼清徳」「民進党」「アメリカ」に一言も触れずに、これらがゴールドウォーター的に平和には有害な危険な存在だ、とサブリミナルに伝える工夫を凝らした秀作だった。蒋介石のひ孫、蒋万安・台北市長以下国民党の主力政治家たちが勢揃いで「平和」を訴えていく。
台湾では2024年選挙に向けて「民進党政権では戦争になる」ことに警鐘を鳴らす「ミーム」が LINE に多数流通した。いわば中国の台湾侵攻、台湾有事をアメリカと民進党が焚き付けているという議論であるが、これが、有事になった際に頼みの綱のアメリカは台湾を防衛せず見捨てるかもしれない、という2023年春から増殖した「疑米論」と連動する。アメリカ下院共和党の一部やトランプ元大統領がウクライナ支援継続に否定的な傾向に、イスラエル・ハマス戦争における戦禍の生々しい様子などが相まって台湾市民に恐怖感を与えた。
アメリカの防衛が信用ならないなら、中台の良好な関係が「平和」の鍵になるとして、国民党は2024年総統選挙で「平和」を掲げた。3分CM『台湾的未来』(台湾の未来)3 は、テーマ的には「アメリカ」への言及こそないが、有事不安や「疑米論」と共振している。中国と融和することによる「平和」の代償の議論には踏み込んでいない。「自由」 が犠牲になる「平和」では意味がないと一言付せば、中国と民進党の双方と差別化できたが、論点が一段増えて複雑になりすぎる。選挙広告ではシンプルなメッセージしか通用しない。
2008年「馬英九CF」リメイク:地方政治、台湾語、2028年見据えた若手
この広告はメディアで大々的に報じられた。話題作り策としては上出来であった。
第1に、2008年の馬英九陣営のCF4へのオマージュだったことだ。出演者の台詞こそ違うが、国民党の政治家たち(主として地方の県長・市長)が、日本の小学校の卒業式で行う「呼びかけ」風に、台詞を区切って1つの長いメッセージを伝える。背景の音楽はサントラ音楽で知られるX-Ray Dogの「Here Comes The King」と「Across the World」を使用している。スペクタクル映画風の壮大な曲で2本の別の曲をCF用に継ぎ接ぎしている。空、太陽のイメージや廟で線香をあげて祈る姿など、音楽もろとも完全に同じである。
国民党本流ではないとされる侯友宜としては、2008年に政権交代を実現した当時の馬英九ムーブメントにあやかりつつ、国民党支持者にノスタルジーを感じさせるアイデアだった(2024年CF出演政治家のうち嘉義市長・黃敏惠は2008年「馬英九CF」にも出演しており、これも話題作りになった)。なお、ショート版のスポットCM5には馬英九CMの「馬」映像をそのまま転用したバージョンも製作された。
第2に、総統府を2期握られ劣勢に見える国民党だが、地方政治での健在ぶりをアピールする目的である。実際、「国民党の力の源泉は中国と地方組織」(民進党幹部)という見方もあるように、22名の直轄市市長、県長、市長のうち、国民党14名、無所属1名(国民党寄り)、民進党5、民衆党2名。直轄市は6市のうち4市が国民党市長である。彼らを総動員した。出演者数もカット割の激しさも、2008年の馬英九CFをはるかに上回る。
第3に、エスニック集団(族群)と多様性に配慮した多言語キャンペーンである。北京語を基本にしつつも、台湾語、客家語を散りばめた。これも2008年CFの模倣だ。総統候補が台湾語を話すのも2008年馬英九CFと同じだ。馬英九は外省人ながら、たどたどしくとも台湾語をあえて話すことで人心を得た。
ただ、この点は国民党内に賛否がある。外省人系譜の馬英九が台湾語を話すことには多様性の抱擁として意味があるが、台湾出身の家系でむしろ中国の伝統への濃度に国民党内で疑念を持たれる侯友宜が台湾語をすらすら話す様が、「まるで国民党の民進党化」のようだと、国民党支持者で台湾語が話せない有権者の間には不快感を示す声も聞かれた。なるほど、2008年の馬英九は締めのメッセージを台湾語と北京語のちゃんぽんで締めたが、2024年の侯友宜は台湾語オンリーの結語だった。
第4に、2028年の次期総統選以降を見越した新世代盛り立てである。上記の台本そして動画を見れば一目瞭然だが、台北市長・蒋万安と南投県長・許淑華の若手コンビが出演秒数、台詞量的にも突出している。ベテランの宜蘭県長・林姿妙など1回目は台詞がない。花蓮県長・徐榛蔚など1回しか出演しないのに「侯友宜」しか言わせて貰えていない。明らかに党幹部の総意として2024年がダメでも2028に照準を絞って存在感の底上げにCFを活用する意図が透ける(ちなみにやはり台北市長同様に将来の総統候補の呼び声が高い台中市長・盧秀燕(0:59、1:02ほか)が突出して美声なのは、彼女がテレビのアンカー出身だからだ)。
だがこのCFは予期せぬ政治的なノイズの発生源にもなった。撮影した軍艦岩がいわくつきの場所だったからだ。険しい岩で「サルも転げ落ちる岩」(跌死猴)という異名がある岩で、この「猴」(サル)という北京語(hou2)が侯友宜の苗字と同音なので、候補者が転げ落ちるみたいで縁起が悪いと関係者の間では囁かれた。この種の縁起ものを陣営広報部門が事前に把握できなかったとは思えず、わざとこの噂が立つようにした「陣営内の忠誠心に軋み?」との話題も、民進党寄りのメディアではネガティブ情報として報じられた6。
台北を見下ろす侯友宜(台北北投区の山頂にある軍艦岩) | |
馬祖「北海戦備坑道」(防空地下通路)で歌う坑道ガイド | |
波飛沫をあげる海の空撮(【文字テロップ】「砂浜の海、麗しの島」)〜0:42 | |
山々、星空、日の出、緑豊かな海辺の岩壁 | |
「デイジーCM」のヒナギク少女のような白人風の少女が野原をかけるイメージ映像 | |
黄色い爆破映像、戦車のキャタピラ、きのこ雲のような竜巻風の爆柱と鉄兜の兵士たち | |
発言者 | 台詞(注記なしは北京語) |
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台北市長・蒋万安
南投県長・許淑華
台中市長・盧秀燕
彰化県長・王惠美 |
戦争を起こすのは往々にして国のリーダーだ。
往々にして国のリーダーだ。
人民ではない。
人民ではない。【台湾語】 |
台中市長・盧秀燕
南投県長・許淑華 |
私は信じます。平和は軍事力にたよって維持することはできず、
相互理解によって実現が必要だと。 |
国民党主席・朱立倫 許淑華・南投県長 嘉義市長・黃敏惠 |
2024年は
2024年は
キーとなる(=大事な)年だ。
明日の命運を決める【台湾語】 |
台北市長・蒋万安
彰化県長・王惠美
南投県長・許淑華
基隆市長・謝國樑 |
私たちは聞きました。政権交代の渇望を。 憲法の体制に忠実になってこそ、国家を長く安定させられる【台湾語】 私は信じています。民主と自由はお米のように、平和の土壌においてこそ豊作が得られると。 私は信じています。民主にはチェック&バランスの力がないといけない。 |
台北市長・蒋万安
台中市長・盧秀燕
嘉義市長・黃敏惠
雲林県長・張麗善
新竹県長・楊文科
桃園市長・張善政
宜蘭県長・林姿妙 |
拒否します。 拒否します。 拒否します。頑固で無能な政府を【台湾語】 政権交代すべきだ。 政権交代すべきだ【客家語】 政権交代すべきだ。 <無言> |
苗栗県長・鍾東錦
南投県長・許淑華
花蓮県長・徐榛蔚 |
客家の仲間たちも決定しました【客家語】 ゆるぎない決意で票は三番に入れます。 侯友宜 |
総統候補・侯友宜 | 必ず国防を強化し戦争を抑止しなければならない。国家指導者は戦争に備えることができないといけないが、戦争を引き起こしてはいけない。 |
<海・盆地・雲・山など自然映像> | 【文字テロップ】「空は青い 海は広い 大地は穏やかで平和 我々はここで土を耕し夢を築く 平和は一切の夢の基礎だ」 |
雲林県長・張麗善 | <<廟で線香を掲げて参拝する>> |
<馬祖砲台>
連江県長・王忠銘 |
過去の戦争では馬祖が(最)前線だった。未来の戦争は前も後ろもない全国が戦線になる。 |
立法委員・柯志恩
立法委員・謝龍介
立法委員・柯志恩 |
高雄、屏東、もう帰って来るべきだ(国民党地域になるべき)
嘉義、台南、もう帰って来るべきだ(国民党地域になるべき)【台湾語】 にぎやかで熱情溢れる温かみのある明るい都市へ戻る。 |
台東県長・饒慶鈴 宜蘭県長・林姿妙 国民党主席・朱立倫 元高雄市長・韓国瑜 嘉義市長・黃敏惠 台北市長・蒋万安 副総統候補・趙少康 |
季節が変わる、これは天意。
季節が変わる、これは天意。
政党・権力政党が変わる、これは民意。
政党・権力政党が変わる、これは民意。
偉大な民意こそが政党の交代を順調に完成できる。
偉大な民意こそが政党の交代を順調に完成できる。
みんなへの最大の約束は人民を戦争から遠ざけること。 |
<軍艦岩に立つ侯友宜> | 【文字テロップ】「力を集中させて政党交代を成し遂げ、美しい台湾を守ろう!」 |
総統候補・侯友宜 | 私が堅持する。台湾の未来は2,300万の共同の民意によって決める必要がある。 |
【音楽A】馬祖「北海戦備坑道」ガイドが唄う海歌(0:01〜0:40)
【音楽B】「Here Comes The King(0:40〜1:47)(2:22〜)
【音楽C】「Across the World」(1:47〜2:22)
(注)出演者の肩書き・名前テロップは本篇にはない。翻訳は著者の独自訳。
テレビ放送版の1分版も存在する。上記は長尺の3分完全版。ただ、残念ながら3分完全版は侯友宜・公式YouTubeチャンネルからは選挙後に削除された。現存する映像はメディアがYouTubeにアップロードしているリンクのみ。本稿のリンクは中天電視。
政治討論番組の人気アンカーの副総統候補就任と異例の番組復帰
2024年台湾総統選挙では、政治コミュニケーション研究の観点から見て他にも「異例」が続いた。例えば、台湾の主要テレビ局の夜の報道討論番組の冠番組を持ち絶大な人気と影響力を誇る現役のアンカーが副総統候補に出馬したことだ。国民党は候補者選びの混乱の中、柯文哲との合流が破談したことで、独自の副総統候補を立てる必要が生じ、白羽の矢が立ったのが、趙少康だった。
彼は国民党の政治家出身でもあるが一般的には(特に彼が政治家だったことを知らない若い世代には)TVBS『少康戦情室』(「政論番組」という政治討論番組)の司会として知られる。興味深いのは選挙に出るにあたって一時的に、局の代理アンカーを立ててお休みし、敗北した3日後には番組に堂々と復帰したことだ。無論、自分で手を挙げたのではなく頼まれて青天の霹靂で引き受けたというスタンスだから成立した復帰だったとも言える(知名度でも迫力でも、候補者の侯友宜と並んで立つと趙の方が総統候補に見えてしまうとも言われた)。
それだけに「自分はあくまで緊急の助っ人」的なある種の他人事感すら醸し出す距離の取り方に特徴があった。集会(造成大会)では、彼だけ陣営お揃いのユニフォームのチョッキを着用せず、トレードマーク的な黒Tシャツで差別化していた。趙自身は2028年に向けて台北市長の蔣万安など次世代の売り込みに熱心で、自分はそのためのメディア側の広報役と割り切っている節もある。
敗北後、番組に戻った初日は、代理アンカーが聞き役となって趙が副総統候補の依頼された裏話からキャンペーン中の苦労話などを披露した。自分が主人公の「ニュース」のスクープをまさに自分の番組で自分で放った「独占告白」である。これをされたらもう他社は追随できない。
この特異な現象はアメリカとの比較でも、日本との比較でも、政治ジャーナリズム倫理として吟味されて然るべき論点なのだが、台湾では今回ほとんど問題視されていない。それはTVBSのこの番組や司会者が国民党に傾斜していることを台湾の視聴者は予備的に認識しているからでもある。
アメリカでも元政治家が政治トークショーのアンカーをすることはある。共和党予備選に出馬したハッカビー元アーカンソー州知事のFOX News『Huckabee』、ジョー・スカーボロ元連邦下院議員のMSNBC『Morning Joe』は典型例だ。だが、全国区の著名アンカーを経て後の政治への返り咲き(ましてやホワイトハウス)はない。
台湾で起きた現象は、タッカー・カールソンが共和党の副大統領候補になって、敗北3日後に自分の番組で陣営の内幕を語ったに等しい。共演するコメンテーター(パンディット)との距離感の保ち方においても、話題選びにおいても、司会者が敗北した陣営の弁明をする姿は、アメリカ式の保守・リベラルの分断にも見られない台湾式である。
特に驚かされたのは、副総統TVディベートでメディアの代表質問にTVBSが選ばれ(他は新聞2社「聯合報」「自由時報」と他局「民視」)、質問者がTVBS『少康戦情室』の代理アンカーを務めていた銭怡君だったことだ。局の先輩と後輩がディベートで質問者と回答者をする光景はアメリカでもありえない。TVBSを代表質問から外す動きを含めて民進党側からも特段の議論は巻き起こらなかった。(こうした台湾式の政治メディア環境と「政治討論」番組などについては拙著『台湾のデモクラシー:メディア、選挙、アメリカ』を参照)7
台湾総統選における総統と副総統のTVディベートはアメリカ式を模倣している。ただ、アメリカ以上にルールに忠実なフォーマットである。まるでアカデミックな競技ディベートのように、立論、メディア質問、候補者同士の尋問と時間制限に厳密に粛々と進められる(英語通訳放送も行う)。
だが、台湾選挙名物の派手なお祭り感は皆無なため、アメリカ大統領選ディベートのような大衆的注目度はない(回数も少なく選挙直前に行われる)。普段の集会ではノーネクタイで台湾特有の庶民アピールのチョッキ姿が馴染んでいる候補者らのスーツ姿はある種の違和感がある。「他所行き」で親しみを感じられない(アメリカの大統領候補は基本はスーツ姿を崩さない。せいぜい大統領の紋章入りのポロシャツ程度で、トランプもゴルフの時以外は常にいつものネクタイ。Tシャツ姿など論外)。
台湾や世界の選挙に影響を与えてきたアメリカ式の候補者TVディベートだが、翻って本家アメリカでは、伝統を崩し党大会前に(副大統領候補も決まっていないうちに)開催される異変が起きている。トランプのボイコットも懸念された2016年や罵り合いで荒れた2020年の混乱の末の制度変更だ。民主党全国委員会とバイデン政権によるアイオワ州党員集会潰しといい8、アメリカ大統領選挙は数十年ぶりの制度改革期にある(アメリカ大統領選挙TVディベートの「乱))。
(了)
- Daisy Ad (LBJ 1964 Presidential campaign commercial), YouTube (May 15, 2012), <https://www.youtube.com/watch?v=2cwqHB6QeUw> accessed on June 25, 2024, (本文に戻る)
- Robert Mann,“How the “Daisy” Ad Changed Everything About Political Advertising,” Smithsonian Magazine (April 13, 2016), <https://www.smithsonianmag.com/history/how-daisy-ad-changed-everything-about-political-advertising-180958741/> accessed on June 25, 2024.(本文に戻る)
- 侯友宜最新競選廣告「台灣的未來」曝光! 14縣市長高喊:集合吧!,中天電視, YouTube (Jan 10, 2024), <https://www.youtube.com/watch?v=3OHNE79sTpA> accessed on June 25, 2024.(本文に戻る)
- 2008 中華民國總統選舉 馬蕭競選廣告 改變的力量 完整版, YouTube (March 20, 2008), <https://www.youtube.com/watch?v=y-4TgsQ4RB4> accessed on June 25, 2024(本文に戻る)
- 【最新競選廣告預告】你還記得這支廣告嗎?2024,政黨輪替、團結勝選!(國語), 侯友宜 houyuih,YouTube (Jan 8, 2024), <https://www.youtube.com/watch?v=acuZeEjLF1o> accessed on June 25, 2024.(本文に戻る)
- 「侯友宜最新CF復刻馬蕭配 選舊名「跌死猴」軍艦岩拍攝遭嘲諷」,民視新聞網(Jan 10,2024), <https://tw.news.yahoo.com/%E4%BE%AF%E5%8F%8B%E5%AE%9C%E6%9C%80%E6%96%B0cf%E5%BE%A9%E5%88%BB%E9%A6%AC%E8%95%AD%E9%85%8D-%E9%81%B8%E8%88%8A%E5%90%8D-%E8%B7%8C%E6%AD%BB%E7%8C%B4-%E8%BB%8D%E8%89%A6%E5%B2%A9%E6%8B%8D%E6%94%9D%E9%81%AD%E5%98%B2%E8%AB%B7-113702085.html> accessed on June 25, 2024.(本文に戻る)
- ジャーナリストと政治家の境目が不分明なこうした台湾式「政治討論」番組、ポスト「フェイクニュース」時代の予兆を感じさせたデジタル情報戦などについては拙著『台湾のデモクラシー:メディア、選挙、アメリカ』(中公新書、2024年5月22日) <https://www.chuko.co.jp/shinsho/2024/05/102803.html> (本文に戻る)
- 渡辺将人「2024年予備選挙目前報告①民主党「党員集会」消滅とポスト・コロナ時代の余波」(SPF『アメリカ現状モニター』No. 141、2023年10月25日) <https://www.spf.org/jpus-insights/spf-america-monitor/spf-america-monitor-document-detail_141.html> accessed on June 30, 2024.(本文に戻る)