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一般事業 グローバリゼーションの功罪への挑戦~市場と格差

2011年
事業

グローバリゼーションの進展と格差問題に関わる調査研究

事業実施者 笹川平和財団 年数 2/2
形態 自主助成委託その他 事業費 43,917,633円
事業概要
本事業は、グローバリゼーションと国や地域間での格差拡大の因果関係を調査・研究し、格差解消に向けた方策を提言することを目的とする。
実施計画
本年度は、2年継続事業の最終年度として以下の活動を実施する。
  • 調査研究の実施
    前年度と同様に以下3者に対する委託調査を継続する。
    • 国際未来フォーラム(英国非営利法人):
      主に発展途上国においてグローバリゼーションの進展(貿易・投資・技術移転など)が経済成長に与える影響について調査研究を行う。
    • 伊藤元重(東京大学教授):
      基本的な人間のニーズ(ベーシック・ヒューマン・ニーズ(BHN);衣食住、安全な水、基礎教育、保健衛生など)の欠如、貧富の差の現状、それらが国際社会に対して有する負の外部性(不経済性)について調査研究を行う。
    • Rajiv KUMAR(インド商工会議所事務局長):
      BHNの提供・充足に係るコスト試算を行う。
  • 第2回検討会議の開催(5月、於 東京)
    開発経済などにかかわる内外の有識者15名程度の参加を得て、1.の調査研究の結果並びに「グローバリゼーションと格差」に対処するための政策提言の枠組みを討議し、3.の国際シンポジウム開催に向けた準備作業や政策提言書の作成を行なう。
  • 国際シンポジウムの開催(H23/11-H24/1於東京を目処)
    検討会議メンバーに加え、内外の著名有識者数名の参加を得て、国際シンポジウム(公開および非公開)を開催し、調査研究結果の共有や政策提言の発表を行なう。
  • 事務局活動
    委託調査研究の実施、会議・シンポジウムの開催などのための出張・打合せを行う。
事業成果
本年度は、国際間の格差の現状分析やグローバリゼーションによる影響について調査を委託し実施しました。2011年5月、調査結果の検討や提言の枠組みを議論するため検討会議を京都で開催し、2011年10月プラハにて開催された「フォーラム2000」にて絶対貧困撲滅のための「新しい国際援助システムの構築」を提案しました。

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