開催日2022年09月10日(土)〜2022年09月11日(日)(記事公開日:2022.08.18)
日本海洋教育学会設立大会
海洋教育を実践されている、あるいは海洋教育に関心のある学校教育現場、社会教育施設、NPO、市民に開かれた学会を目指して、日本海洋教育学会設立大会が開催されます。
主催は海洋教育学会設立準備会で、参加費は無料です。
イベントの詳細と参加申し込みについては下記よりご確認ください。
海洋教育学会設立準備会よりお知らせ
「日本海洋教育学会設立大会」
【開催趣旨】
海洋教育は、熱⼼な学校や幼児教育施設と、海洋に関わる多くの⼤学や学会、⽔族館はじめ博物館などの社会教育施設、NPO、企業、⾏政などにおいて、さまざまな形で取り組まれてきました。しかしながら、こうした活動の情報交換を⾏い、互いに客観的に評価し切磋琢磨する場はありませんでした。海洋教育の普及、発展、深化のためには、分野や⽴場をこえて⼤⼈から⼦供まで参加し、⾃由に議論し、交流のネットワークを広げる場が必要です。このような認識のもと賛同者が集まり、そうした場として⽇本海洋教育学会を設⽴することとなりました。設⽴⼤会には海洋教育に関⼼のある⽅はどなたでも参加できます。皆様のご参加をお待ちしております。
【日時】
2022年9⽉10⽇(⼟)14時〜17時、11⽇(⽇)9時半〜12時半
【開催形式】
ハイブリッド形式(対⾯+オンライン)
【対⾯会場】
東京⼤学本郷キャンパス理学部 1 号館⼩柴ホール(東京都⽂京区本郷7-3-1)
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/map/map01.html
【参加費】
無料
【主催】
海洋教育学会設立準備会
【参加⽅法】
(1) 対⾯参加の場合(対⾯会場(東⼤・理学部1号館・⼩柴ホール)にご来場される場合)。
下記URLにアクセスして対⾯参加者登録をお願いします。
・対⾯参加者登録フォーム
https://forms.gle/D4qdvcb85qCqLzWB6
※パソコンからの登録がうまくいかない場合は、スマートフォンからの登録をお試しください。
(2) オンライン参加の場合(対⾯会場にご来場されない場合)。
各⽇、下記のZoomミーティングのURLにアクセスしてください
(注:オンライン会場に⼊室する前にお名前・メールアドレス・ご所属の登録が必要となります)。
・9⽉10⽇(⼟)(⽇本海洋教育学会設⽴⼤会1⽇⽬、実践研究発表)
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUofumsqDorGNCxh4bYFhkdu6Zm4r1rPu8-
・9⽉11⽇(⽇)(⽇本海洋教育学会設⽴⼤会2⽇⽬、公開シンポジウム・設⽴⼤会)
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZAvfuGvrD4vHdFlECLL3Wo-9scJlxHb2Mil
【プログラム(予定)】
■9月10日(土)
14:00-17:00 実践・研究発表(各20分(発表15分+質疑応答5分))
・14:00-14:05 | 開会挨拶 |
・14:05-14:25 | 清野聡⼦・藤光康宏(九州⼤学⼤学院⼯学研究院附属環境⼯学研究教育センター) 「九州⼤学うみつなぎ」の海洋教育―地域の海を活かして多様な⽅々と創る学び |
・14:25-14:45 | ⽵端彬良(三重⼤学⼤学院⽣物資源学研究科)、⼭本慧史(同・東紀州サテライト)、⼭本康介(同・伊勢志摩サテライト)、坂本⻯彦(同) ⾃分たちの海を知り、伝えていく⾃然体験プログラム「海育・とと育・おわせ⾏く」の実践〜三重県尾鷲市の⼩学⽣の事例〜 |
・14:45-15:05 | ⾥浩彰、榎⼾三智⼦、千葉和義(お茶の⽔⼥⼦⼤学 サイエンス&エデュケーション研究所) 海から離れた内陸地域における海洋教育の実践 |
(15:05-15:30 | 休憩) |
・15:30-15:50 | 浪崎直⼦(フリーランス) 令和2年熊本豪⾬で被災した⼦どもたちへの海洋教育⽀援 |
・15:50-16:10 | 星原貴保(株式会社ナチュラルブルー・⼀般社団法⼈沖縄県美ら海教育学校) サンゴの海が広がる沖縄でダイビングショップ・海の学校が⾏う海洋教育取り組み事例報告 |
・16:10-16:30 | 和⽥祐⼦、吉⽥ 隆太、清本 正⼈(お茶の⽔⼥⼦⼤学 湾岸⽣物教育研究所) ウニ教材の提供拡⼤のための中間拠点の整備 |
・16:30-16:50 | 川本敦・中島信(⽴命館⼩学校) ⽔をテーマとし、教科連携を通した探究学習の取り組み |
■9月11日(日)
9:30-11:00 シンポジウム「地球温暖化に伴う⾃然災害をどう伝え,どう学ぶか?」
趣旨 | 熱波や豪⾬、⽣態系への影響など、地球温暖化は⾃然災害として顕在化し、将来さらに激甚化することが予想されている。激甚化する温暖化災害に直⾯するのは、今の⼦供たちの世代であるが、温暖化のメカニズムの理解は難しく、その規模も⼤きいため、⽣徒も教師もなかなか⾃分事としてとらえられない。温暖化とそれに伴う⾃然災害のメカニズム、影響をどう伝え、どう学んだらよいのか。温暖化のメカニズムと影響に深く関わっている海洋を鍵として、以下のパネリストによって議論を深めたい。 |
コーディネーター | ・茅根創(東京⼤⼤学院理学系研究科地球惑星科学専攻) |
パネリスト | ・丹⽻淑博(国⽴極地研究所)温暖化のメカニズム ・⾺籠秀典(⼤牟⽥市⽴みなと⼩学校)⼩学校における豪⾬災害・防災教育実践 ・池辺靖(⽇本科学未来館)博物館における温暖化教育実践 ・五箇公⼀(国⽴環境研究所)温暖化に伴う外来⽣物 (※すべて仮タイトル) |
プログラム | ・09:30-09:35(5分) 趣旨説明 ・09:35-10:35(60分) パネリストからの話題提供(4名、15分程度) ・10:35-11:00(25分) ディスカッション(パネリスト参加、会場との質疑応答も含む) |
11:15-12:30 ⽇本海洋教育学会設⽴総会
・学会設⽴趣意書(案)、学会規約(案)の説明および意⾒交換
詳細に関しては下記にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
海洋教育学会設⽴準備会事務局 担当:丹⽻淑博
〒113-0032 東京都⽂京区本郷7-3-1
東京⼤学本郷キャンパス理学部1号館633号室(理学系研究科地球惑星科学専攻茅根研究室)
E-mail: jsole.office@gmail.com