カマラ・ハリス 3つの悩み:
民主党史上最強の「ドリームチーム」か脆弱な「パッチワーク」か
渡辺 将人
今年8月に、ここ「アメリカ現状モニター」で公開した拙稿の最後で、「ハリスが政治家として絶対に譲れないものは何なのか。なぜ検事から政治家になったのか。どうして大統領になりたいのか。「哲学」と「物語」が見えないまま、「反トランプ」目的のためだけに神輿に担がれることは、彼女のためにもアメリカの民主主義のためにも、望ましくない。シカゴの民主党大会でその真価が問われる」と書いた1。
しかし、民主党大会で十分にそれは可視化されず、ハリス陣営はその後の本選でも無理に可視化させない戦略をとった。そこからは、ハリスが3つの内的な悩みを抱えながら本選を強いられている姿が見える。①予備選を経ていないこと ②人種属性問題 ③ バイデン政権である。これらは相互に複雑に絡んでいる。
予備選は政策論争の格好の場
予備選挙のない日本ではアメリカの予備選は「予選」程度に思われることが少なくない。しかし、予備選は単純な勝敗以上の重要性がある。それは政策議論だ。アメリカでの本当の政策議論は水と油の保守とリベラル同士では行われにくい。本選までいけば敵側の勝利を妨害するために味方に入れる論理しかない。しかし、それぞれの党内には、中道派と保守派あるいは左派の政策争点ごとのディープな論争がある。
近年、共和党側で鮮烈だったのは2012年予備選である。リバタリアンのロン・ポール下院議員がアイオワ党員集会で3位に食い込んだ。党外的な存在に追いやられてきたリバタリアンがティーパーティ運動で大躍進した。民主党側ではイラク戦争をめぐる論争が長引いた。2004年のジョン・ケリー候補はイラク反戦をまだ唱えられず「イラク戦争のフレッシュなスタートを」という「戦争肯定だが共和党ブッシュ政権の方法ではダメ」という腰抜け論法だった。この反動で得をしたのがイラク撤退を示唆した2008年のオバマだった。過去にイラク戦争に賛成したことは本命だったヒラリー失速の主因になった。外交安保、戦争をめぐる論争は政党間ではなく、民主党内の中道と反戦リベラルの論争の方が本質的だ。共和党と対峙するときのような逃げ口がないからだ。民主党ならマイノリティ重視で中絶の権利選択派なのは当たり前で、相手を人種や中絶の問題で悪魔化できない。予備選では曖昧な政策的立場や矛盾は、徹底的に追い詰められる。
2016年はバーニー・サンダースによる反TPP運動(ヒラリー落選運動)が象徴的だが、2020年のエリザベス・ウォーレンとサンダースの戦いも見事な政策論争だった。頑固に信念を貫くサンダースに対して、本気で大統領職を狙いったウォーレンが中道に傾いてUSMCA(アメリカ・メキシコ・カナダ貿易協定)賛成に回った。NAFTA(北米自由貿易協定)批判の急先鋒で保護貿易の闘志だったウォーレンがUSMCA「には」賛成する矛盾をサンダース支持者に集中攻撃され、ウォーレンは潰れていった。
公的皆保険vs.保険会社の活用による保険加入者の拡大、再生エネルギーによる気候変動対策vs.化石燃料依存州の雇用、平和や貧困ではリベラルだが中絶反対で同性婚容認にも後ろ向きなカトリックvs.女性やLGBTQ、男性支配社会と闘うフェミニストvs.ジェンダー概念を超越するLGBTQなど、火種は無限だが、その政策優先順位をめぐるバトル(格差対策か人種正義かなど)にこそ、アメリカの政策論争の真骨頂がある。ここでは省くが共和党側にも同じ細かい論争がある。一律課税(フラット・タックス)を訴える小さな政府主義者もいれば、キリスト保守一本槍もいる。その論争が面白い。今年の共和党予備選は「事実上の現職」トランプ優位だったが、外交安保における「介入」「非関与」の温度差の可視化では有意義だった。
「社会運動」との相乗り:第1ラウンドとしての予備選
この党内論争が選挙前年の夏から1年も用意されていることで、あれだけ多様なアメリカが第3政党なしにたった2つの政党に収まることができている。アメリカでは選挙キャンペーンは社会運動と相乗りしている。労働、環境、公民権、ジェンダー、反戦、キリスト教保守、銃所持の権利、反連邦政府。どのようなシングルイシューでもそれを全米に広めるためにメディアが報道してくれる選挙戦に泡沫でも候補を立て、選挙戦を通じて主張をメディアで取り扱わせ、支持者を各州に広げる運動をやる。運動が主で、選挙が従だ。
公職に就くことが唯一の目的ではなく、負けること前提で声を届けるために運動が政党内に入り込んでくる。だからエネルギーがある。支持者は誰もが政党に上から投票を呼びかけられる受動的な存在ではなく、それぞれが「活動家」だ。あれだけ熱心で大規模な戸別訪問ができるのは社会運動だからだ。公民権、戦争、中絶。信念の先にそれを代弁させる候補がいる。この矢印感が重要だ。候補者や陣営は白人、黒人、ヒスパニック、それぞれ人口動態も産業も違う州で順に組織を作り、ローカルメディアの厳しい批判を受け、鍛えられていく。予備選の1ラウンド目でボランティアが集まり、州事務所は2ラウンド目の本選で自動的に動き出す。
アイオワの農村でも、サウスカロライナの黒人にも、ネヴァダの中南米系移民にも、認められたということが、党内説得性を高める。もちろん、すべての州で戦うわけではなく、スーパーチューズデーで結果が出てしまうことも多い。それでもわずか数州の激戦州の資源投入だけで決まる本選よりは、選挙資源の配分は多州に及ぶことが多く接戦長期化すればほとんどの州に戦いは及ぶ。
本選の激戦州は保守・リベラル有権者数が拮抗して、なおかつある程度の選挙人(人口規模)を有する州限定だ。保守、リベラルに偏る州は無視される。だが、保守州内の安保や税制論争、リベラル州内での上述のような政策論争こそ重要だ。予備選は同時投票ではなく州ごとで、先行勝利にムーブメント効果があるので「順番」が先なら小さな州も平等に重視される。一見、非効率に見えて、アメリカが予備選を大切にしてきたのはこのためだ。本選だけになってしまったら、非激戦州の声に陣営は耳を傾けなくなる。ミシガン州がたまたま激戦州なので同州にいるアラブ系有権者が接戦では重視されるが、安定的民主党州ではCMも流れないし候補者は集会に来てもくれない。50の州を単位とした現行制度自体を改めない限り、こういう格差は残る。
だから、現代のアメリカ人は一切の予備選の禊を経ない大統領に慣れていない。ニクソン退陣で繰り上がったフォードは1976年共和党予備選でカリフォルニア州知事(当時)のレーガンと接戦を繰り広げ、ケネディ暗殺で繰り上がったジョンソンは1964年民主党予備選で南部保守派のジョージ・ウォーレスの反乱に遭い、ロバート・ケネディ、ユージーン・マッカーシーらと争った1968年選挙は再選断念で撤退した。
本選勝利後の党内説得力と威信の礎としての予備選勝利
今回のハリスの予備選バイパスは、相手にトランプのような巨大な憎悪対象がいるためで平時ではあり得ない。予備選での勝利とは「党の平定」であり、勝利後の党内発言力と表裏一体だからだ。日本でも小選挙区で勝利するのと比例では有権者の信託の度合いが質的に違い党内地位に差があるように、予備選を通過していない正規の大統領候補の臨時「身代わり候補」は、本選で勝利したとしてもその後、党内では軽量に扱われてしまう可能性がある。法案を束ねる上で各派、各州のうるさ型の上院議員、下院議員、州知事を抑え込むだけの「重み」がないのだ。予備選はその候補を好んで選ぶ。本選は相手(例えばトランプ)が嫌だから選ぶだけだ。勝利後は各派のマグマが噴出して、恒常的に党内政局が続く政権になりかねない。
「ワシントンポスト」の記事にあるように2、バイデンの側近はハリス陣営に深く関与しておらず、元オバマ陣営を中心にヒラリー陣営などからスタッフが結集している。まさに民主党の選挙キャンペーン技術の総力戦である。上級顧問に就任したデイビッド・プラフは「地上戦の神様」で、オバマ製造人「2人のデイビッド」の一人だ(彼がYes, We Canの考案者という一部報道は間違いで、同スローガンは「空中戦の神様」デイビッド・アクセルロッドが、かつて別候補向けに考案したものを後にオバマに転用)。ミッチ・スチュワートは草の根組織(OFA)でオバマを外から支援してきたボランティア動員の達人で、今回は激戦州対策の上級顧問を務めている。「空中戦」とりわけメッセージングは、オバマ再選陣営で2012年にYouTubeを用いた速射反論を導入した広報のプロで、TVコメンテーター(パンディット)常連でもあるステファニー・カッターが担う。ヒラリー陣営からも大量投入されている。とりわけ司令塔的な権限を持つのは元2016年ヒラリー陣営で国内政策責任者だったマヤ・ハリス(ハリスの妹)である。
しかし、そもそも論だが、雑誌『外交』に寄稿した拙稿で書いたように、予備選を経ていない突貫工事のチームによる「本選」で、どこまで本領を発揮できるか未知数だ3。草の根組織や各州のボランティアは予備選で育てられるが、「ドリームチーム」も予備選をバイパスした選挙は未経験だからだ。成功すればキャンペーンの歴史に残る実験の成功であり、特殊な条件が揃えば予備選を経ていない候補でも本選で勝たせられる前例となる。
「帰国子女」インド系ハリスの「物語」封印:ブラック・イナフ?
2つ目のハリスの「地雷」は人種属性問題だ。ハリスは母親がインド出身一世、父親がジャマイカ出身一世で、母親に引き取られて育てられている。人種的には半分は黒人だが、文化的には家庭内ではアジア系とも言える。しかも、カナダのフランス語圏で育ったことがある「帰国子女」でもある。カナダはアメリカと文化も言語も近接していて、オバマの「インドネシア」ほどには異質な負の記号にはならないが、それでもアメリカの平均よりは国際的な人物だ。だが、とにかくアメリカは政治家には「単一属性」を求める。黒人と他のマイノリティが混ざる場合は、黒人属性を優先させることを求められる。拙稿で書いた通り「アジア系政治名鑑」ではインド系連邦上院議員として登録されていたハリスは、2020年大統領選挙出馬時に「黒人」を押し出した4。
2024年全国党大会以降、本選は「黒人」「人工妊娠中絶(必ずしも「女性」ではない)」の2大キーワードの集中打法で戦っている。これら2つは単に民主党の重要票田というだけでなく、ハリスにとって「十分に黒人なのか」(インド系との二重属性への疑念払拭)、「女性初の大統領として歴史に残るに相応しいか」(ヒラリー応援団からの承認の必要性)という2つの「因縁」と絡んでいるからだ。だから、党大会はあれもこれもと全方位で高望みせず、これら2つに絡む票田からハリスへの満点の拍手が得られる大会にできればよしとしていた。白人労働者、無党派層など目配りする余裕はなく、そこまで目配りすればピントがずれたからだ。
シカゴでの党大会はジャクソン、シャープトンら黒人牧師政治家に加え、スティービー・ワンダーの熱唱、オプラ・ウィンフリーの登壇も仕込んだ。オプラは2008年民主党予備選でオバマかヒラリーかで、オバマを選び、女性有権者を失望させた。オプラの番組は白人リベラル女性層にウケがよく、彼女たちは人種とジェンダーならジェンダーを選んでくれると信じていたからだ。満を持して「女性で黒人」の候補登場で、今回の党大会でオプラは視聴者に嫌われる事なく大統領候補支持の演説ができた。だが、その裏ではアジア系の大物政治家が直前にハリス陣営に大会での演説をキャンセルされ、一時アジア系政界は騒然とした。インドに関してはインド系俳優・コメディアンに1日だけ司会を任せることでガス抜きをした(党大会は日替わりで総合司会を誰かが務める)。
だが、インド系のルーツに触れられないキャンペーンは、ハリスの本領発揮には足枷だ。ヴァンスやオバマのような「物語」をハリスが語る能力がないというより、生い立ちについても政策と同じ「曖昧戦略」で乗り切ることにしているからだ。2008年オバマ陣営は楽だった。オバマの生い立ちDVDを冊子に挟んで予備選緒戦州の戸別訪問時に配布するだけで、次々に情熱的なファンが増殖した。複雑な生い立ちは武器になるのだが、それを説明する時間がいる。
オバマはハワイ生まれだが、母親が白人の異人種間結婚にして相手はケニア人留学生で国際結婚でもある。インドネシア人と再婚した母と継父とジャカルタに移住し、小学校時代はインドネシア語教育を受けた。母をインドネシアに残しオバマだけハワイに戻り白人祖父母に育てられ、本土の大学に進学してからは詩や小説の創作にのめり込んだ。シカゴ貧困街の住民活動で政治家を決意し、ハーバードロースクールを経て若くして自伝風小説を刊行。アメリカで生まれていない疑惑、ムスリム疑惑、オバマ家と親しい黒人牧師の反米発言、大麻疑惑などを1つ1つ潰していった。予備選で概ねの批判とスキャンダルが出尽くし、認め、謝罪し、反論し、党内議論も尽くすからこそ、本選は「濃い」オバマを売り込めた。
感動からはほど遠い「指名受諾演説」:政策ではなく「トランプ」が争点
ハリスは全人生をそのままストレートに伝えることもできない制約がある上に、論争も経ていない。オバマやヴァンスのような、政治家になる前に書いた本もない。だから「薄い」ハリスを売り込まざるを得ず、人工芝を天然のように見せるためのキャンペーンにどうしてもなる。本当は十分天然の素質があるのに人工芝で売り出すことになってしまったとも言える。現場は苦しんでいる。戸別訪問のボランティア学生が地域事務所に訴えるのは、有権者に「カマラはどんな人なのか?なにが哲学なのか?」と聞かれても答えられないもどかしさだ。事務所では「カマラについて説明する」無理な努力を強いず、話を「トランプ再来の悪夢」にすり替えることを指導している。
だからこそ、シカゴ党大会の指名受諾演説は、民主党内部の玄人筋の本音は、中道にしっかり寄せた政策は「合格」だが、インスパイアされる要素がゼロという微妙な評価だった。バイデン政権の綱領政策にも関与したある民主党の女性マイノリティ政治家はこう述べる。
(バイデン降ろし、ハリス担ぎについて)
「もしバイデンが早期に撤退していたり、再選を目指していなければ、カマラは民主党の候補者になっていなかった。彼女はタイミングと党内の選択肢の欠如の恩恵を受けた。カマラには「トランプは嫌だ」という政策しかない。これはトランプ反対票であり、政策への賛成票や支持票ではない。おそらく、今回の選挙はそういうもの」
(党大会指名受諾演説について)
「党としては大きな失敗は避けたかった。必要なことには触れたが、感動からは程遠い演説だった。候補者を紹介し、移民が共感できるようなストーリーを語る必要があった。女性票を固める必要から、中絶の権利と女性の選択の権利を強調する必要があった。陣営と民主党全国委員会が触れなかったのは、なぜ50%以上のアメリカ人が有色人種を恐れているのかということ。アメリカは白人を含むすべての人々のための国であるという感覚が必要。彼らはやるべきことはやったと思うが、私には響かなかった。オバマは希望を売り込んだが、カマラは同じように希望を売ることはできない。残念ながら、オバマのような説教者でもなければ、クリントンのような共感力を備えているわけでもない。それでも、民主党は勝たなければならない」
2008年のデンバー大会では、オバマが何か一言発すると参加者は泣きじゃくった。「アメリカが変わる」という期待感があった。ブッシュへのブーイングよりも、オバマのスローガンが響いた。2024年のシカゴ大会では泣いている人はほとんど見かけなかった。「アメリカが変わる」のではなく「アメリカが最悪の事態になることを防ぐ」感覚である。前掲拙稿(『外交』)でも記したように、シカゴ党大会前夜祭だったイリノイ州プリツカー知事主催の内輪のパーティで個別に意見交換したシューマー上院院内総務、ペローシ元下院議長ら幹部議員も、誰1人としてオフレコの場ではハリスのことを話題にしなかった。この選挙はハリスをめぐる選挙ではなく、トランプを止めるための選挙であり、政策ではなく「トランプ」が争点である。
そもそもバイデン降ろしに熱心な政治家が代役に彼女を望んでいたわけではない。ハリスとはカリフォルニア州司法長官時代にまで遡る不和があるペローシは、連邦上院にはアダム・シフ下院議員をずっと望んでいたし、同州ニューサム知事は献金筋の奪い合いでハリスと衝突してきた。その彼らが党大会点呼投票でテレビカメラの前で仲良く並んで「ハリスを支持します」と叫んでいるのだから、カリフォルニア州地元記者でなくてもシュールな光景に失笑も漏れた。
3つ目の悩みとしてのバイデン政権の重荷
そして3つ目のハリスの悩みは「バイデン政権」である。ハリスはバイデン政権の現職の副大統領であり、バイデン政権の政策に責任がある。もちろんメリットもある。マルチの外交舞台での写真は「外交成果」としてキャンペーンのビデオにも活用されている。バイデンの組織と資金を全て受け継いだ。選挙に弱いはずのハリスが、民主党史上最強にして最大の選挙マシーンの頂点に担がれている。全てバイデンのおかげだ。
だからこそハリスは党大会初日、サプライズ登壇をして「ありがとうジョー」と感謝した。ハリス陣営は初日を「バイデン感謝デー」にした。「まるで一般教書演説」と参加者に陰口を叩かれた総花的なバイデンの「さよなら演説」や、バイデン家の面々の演説が予定時間を超過して押しに押した。閉会が24時を回り、代議員や連邦議員と同行していた筆者が長い列に並んでシャトルバスでホテルやシカゴ市内の家に戻れたのは午前1時から2時近くになっていた。「史上最悪のロジスティクス」「あんなに長い演説をなぜバイデンにさせたのか」「詰め込みすぎ」と党内では批判の嵐だったが、馬耳東風とばかりハリスはことあるごとに「サンキュー、ジョー」と呪文のように唱え続けている。気の毒なくらいバイデン家に気を遣っている。
しかし、足枷もないわけではない。本選直前になって、民主党の内部がしばしば荒れている。筆者がオブザーバー参加しているキャンペーンの会議やメーリングリストでも、誰かが発作的にある種の「危険な話題」を出しては、全国委員会や陣営側が「今は勝つこと」「政策を論じあわないで!」と慌てて抑え込む光景が再三繰り返されている。「政策の話はしないで!」とは何とも不穏当だが、結束ムードの場が白ける「危険な話題」の筆頭は言うまでもなく「イスラエル」である。
(次稿に続く)
(了)
- 渡辺将人「民主党左派とカマラ・ハリス:『擬似サンダース政権』継続圧力と予備選の洗礼なき指名の功罪」(『アメリカ現状モニター』No.158、2024年8月12日)<https://www.spf.org/jpus-insights/spf-america-monitor/spf-america-monitor-document-detail_158.html>, accessed on Oct. 28, 2024(本文に戻る)
- Michael Scherer and Tyler Pager, “Harris hires Obama campaign veterans to join 2024 effort, replacing Biden loyalists David Plouffe, Stephanie Cutter and Mitch Stewart are joining the effort.”, The Washington Post, August 2, 2024, <https://www.washingtonpost.com/politics/2024/08/02/kamala-harris-hires-new-senior-strategists-campaign-expands-portfolio-others/>, accessed on Oct.28, 2024 (本文に戻る)
- 渡辺将人「『大統領候補ハリス』と民主党の分断」(『外交』Vol.87 p.14-19、2024年9月) <http://www.gaiko-web.jp/test/wp-content/uploads/2024/09/Vol87_p14-19_Presidential_candidate_Harris.pdf>, accessed on Oct. 28, 2024 (本文に戻る)
- 渡辺将人「【特別転載】アメリカのエスニック『部族主義』ハリスとオバマともうひとつの人種問題」(『アメリカ現状モニター』、2024年8月3日)<https://www.spf.org/jpus-insights/spf-america-monitor/spf-america-monitor-document-detail_xxx.html>, accessed on Oct. 28, 2024 (本文に戻る)