2023年2月4日（土）に、日本財団・笹川平和財団海洋政策研究所主催で、「全国海の学び発表交流会2022」を開催しました。

開会にあたり、所長の阪口秀より参加者のみなさまへ向けて、未来へつながる海への探究についての話をさせていただきました。

参加者は小学校4年生から高校2年生と幅広く、さまざまなテーマでの発表がありました。秋田市立旭北小学校からは、3年間の総まとめとしての海探検隊による活動を、気仙沼市鹿折小学校は、地元の水産業にかかわる課題の探究を、新島村立式根島中学校からは地域素材を活用した持続可能な生活に向けた取組を、そして、駒場東邦中学校・高等学校からは、地域の枠を越えて行われた調査活動について、逗子開成高等学校からは、海洋にまつわりヒトデチョークの実用性検証等の多彩な観点からの取組みについて、それぞれ発表いただきました。日々の活動の共有や課題への解決策、今後取り組みたい活動など活発な意見交換が行われました。

中学・高校生から小学生にアドバイスがあったり、小学生から中学生・高校生に感想があったりと、地域も学年をも越えた意見交換が活発になされていました。

最後に、特別研究員の日置光久より、それぞれの取組に対して、具体的なコメントをさせていただきました。

保護者の皆様方を含め、総勢80名を超える皆様にご参加いただくことができ、盛況のうちに終了しました。事後アンケートでは、発表者からも視聴参加者からも、ぜひこのような場を対面で続けていきたい、海外も含めたより広い地域のみなさんの取組を知りたい等、多くの声を多くいただきました。ありがとうございます。

来年2月にも開催予定ですので、今回ご参加いただけなかったみなさまも、ぜひ参加をご検討ください。

※全国海の学び発表交流会2022 開催案内は以下よりご覧いただけます。
https://www.spf.org/pioneerschool/event/20220204_uminomanabi.html