ニュース&トピックス

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2017.06.26

安全対策・海洋生物を扱う際の注意について

海洋教育パイオニアスクールプログラムにおいて海辺での野外活動や海洋生物を扱う授業を実施する際は、以下の点に留意しながら実施していただきますようお願いいたします。

安全対策について

海辺等での野外活動を行う際は、安全衛生管理・事故防止に努めてください。
無理のない計画と、怪我防止のための適切な衣服や帽子・靴の着用、熱中症対策として水分の摂取などに留意してください。海や川の中での活動にはライフジャケットの着用を推奨します。
各自治体・学校の「学校安全計画」を基に、以下のURLも参考にしてください。

笹川平和財団海洋政策研究所 「海辺の活動ハンドブック」(小学生向け)
 https://www.spf.org/pioneerschool/useful/

環境省(請負 NPO法人自然体験活動推進協議会) 自然とのふれあい活動における安全対策マニュアル策定調査報告書
 https://www.env.go.jp/nature/nats/TG/anzen.pdf

B&G 財団 B&G水辺の安全教室プログラム, 水辺を学ぶWeb 講座
 http://www.bgf.or.jp/safetyprogram/
 http://www.bgf.or.jp/lesson/

NPO法人自然体験活動推進協議会 「自然体験指導者 安全管理ハンドブック」
 http://www.cone.jp/html/special/SHB/

NPO 法人海に学ぶ体験活動協議会 海あそびレシピ
 http://www.cnac.or.jp

ほか、各自治体による安全対策マニュアル等(例として)
滋賀県教育委員会
 https://www.nionet.jp/anzenkanrimanual/file/shizentaiken_anzen_manual.pdf

海洋生物を扱う際の注意

1)実験で動物を扱う場合
大学や研究機関における動物実験等の実施には、各施設における動物取扱に関する基本指針を遵守することが決まっています。これらは脊椎動物、特に爬虫類以上を対象としていますが、動物全般への配慮に広がっています。パイオニアスクール活動においても、動物飼育や動物実験を行う学習活動では、動物の適正な取扱に留意してください。また、実験の目的と方法が適切であることも留意が必要です。


2)海洋生物を採集する場合
漁業権が設定されている場所で、該当する海藻、魚貝類を漁業権者の同意なく採取等をすると違法になります。事前に漁業協同組合に相談するか、採取しないよう留意してください。ほとんどの沿岸に漁業権が設定されています。
また採集可能であっても、観察・飼育・研究等に必要最小数となるよう留意し、海洋生態系の保全への配慮をしてください。

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