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一般事業 特定地域の理解促進~米国との交流事業

2011年
事業

日米若手戦略家フォーラム

事業実施者 米ジャーマン・マーシャル基金(GMF)(米国) 年数 単年度事業
形態 自主助成委託その他 事業費 10,378,249円
事業概要
本事業は、米国のジャーマン・マーシャル基金(GMF)のアジア部フェロー研究員であるダニエル・クライマン博士が中心となり、民主主義諸国を代表し、戦略的視点を持つ次世代の政策指導者を育成するために、日本における「多国間若手戦略家育成研修」の実施を支援するものである。本事業を通じて、日米および他の民主主義諸国を代表する若手政策研究者が連携を強め、戦略思考を鍛えるとともに、日本に関する理解促進を図ることを目指す。
実施計画
単年度事業である本事業の活動内容は以下のとおり。
  • 「多国間若手戦略家研修」
    日本、米国、欧州、韓国、インドおよびインドネシアから、25歳~39歳の若手政策研究者計15名が、2012年2月下旬~3月上旬に5泊6日の日程で日本を訪問する。クライマン博士とGMF研究員1名、および本研究の指導官として、戦略研究分野における著名な米国人研究者1名が同行する。滞在期間中の4日間は(2日間は移動日)、以下の活動を1日ずつ実施する。
    (1) 国家戦略に関する講義(於仙台)
    国家戦略について、指導官の講義を受け、討論する。
    (2) 国家危機への対応を考えるための12時間の模擬演習(於仙台)
    ある国家危機を想定し、参加者をチームに分け、教授の指導を受けながら、各チームで危機対応の模擬演習を行う。
    (3) 東日本大震災の被災地訪問(於東北)
    被災地を訪れ、地方自治体政府関係者や復興支援団体関係者と面会し、復興への課題などについて学習する。
    (4) 日本の政府関係者や専門家との面談/意見交換(於東京)
    国会議員、省庁、財界を含む各界の有識者と面会し、日本の国内政治の課題について学習する。
  • 調査出張(於東京、東北、2012年1月)
    クライマン博士が、「1.多国間若手戦略家研修」における訪問先や面談相手などを詰めるため、4泊6日の日程で日本に出張する。
  • 若手戦略家論文シリーズ
    「多国間若手戦略家研修」の参加者が、外交/政治/軍事関係の政策論文を4本執筆する。論文は、GMFのWeb siteや会議などで広く一般に向けて発信する。
事業成果
本年度は、仙台および東京で4日間の研修が開催され、日米を中心に、欧州、韓国、インド、インドネシアから17名の若手専門家が集まり、戦略に関する講義やシミュレーションに参加したほか、日本の有識者と面談しました。

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