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一般事業 特定地域の理解促進~米国との交流事業

2011年
事業

日米若手研究者育成

事業実施者 パシフィック・フォーラムCSIS(米国) 年数 2/3
形態 自主助成委託その他 事業費 14,183,050円
事業内容
本事業は、日米が直面する新たな課題に取り組む政策コミュニティの活性化と次世代を担う若手人材の発掘・育成を目的として、安全保障問題にかかわる日米両国の若手専門家に対し、論文執筆やフェローシップの機会を提供する。
実施計画
3年継続事業の第2年度となる本年度は、以下の活動を実施する。
  • 滞在型フェローの選定と実施(日米各1名:最大6ヶ月):
    日米関係もしくは日米を中心とするアジア太平洋地域の安全保障分野の若手専門家(博士号取得者、もしくは修士号取得後相応の実務経験を有する者などが対象)に対し、研究機関に滞在し調査研究を行う機会を提供する。また、パシフィック・フォーラムがアジア太平洋地域で開催する政策対話や国際会議にフェローを派遣し、ネットワーク拡大を支援するほか、日本(米国人フェロー)またはワシントンDC(日本人フェロー)へのリサーチ・トリップ、ワシントンDCで開催されるトレーニング・セミナーへの参加なども支援する。
  • 非滞在型フェローの選定と実施(毎年日米から20名程度):
    パシフィック・フォーラムがアジア太平洋地域で開催するシニアレベルの政策対話・国際会議(年平均12回程度開催)のうち、日米関係に関連するテーマの会議へ上記1.と同レベルの若手専門家を派遣する。会議での議論を傍聴し、発言の機会を提供することにより、幅広い視点からの議論の進め方や国際会議参加のためのスキルを身につける。
  • 報告書の作成:
    滞在型フェローが執筆する論文の印刷・製本を行う。
  • 選定委員会の開催:
    初年度に選定された日米各3名の専門家から構成される委員会(委員長はラルフ・コッサ パシフィックフォーラムCSIS 理事長)が、滞在型フェローを選定する。
事業成果
本年度は、松原実穂子氏(ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院<SAIS>修了)、ジャスティン・ゴールドマン氏(シンガポール南洋技術工科大学国際問題大学院<RSIS>修了)が滞在型SPFフェローとして選定され、それぞれ6か月間研究活動を行いました。また、非滞在型SPFフェローとして、初年度から通算で27名の若手研究者、実務家がパシフィック・フォーラムで開催する国際会議等に参加し、SPFフェローグループとして2種類の提言ペーパー等も作成しました。

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