2011年
事業
日米のイニシアチブ強化:共通の政策課題への取り組み
事業実施者 | ウッドロー・ウィルソンセンター | 年数 | 3/3 |
形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 11,314,743円 |
事業概要
本事業は、国際的な政策課題に精通する両国の人材の交流・育成を目的として、米国の有力なシンクタンクの一つであるウッドロー・ウィルソンセンターが実施する(1)日本人研究フェローの受け入れ、(2)日米共同政策フォーラムの開催を支援するものである。
実施計画
3年継続事業の最終年度である本年度は、以下の活動を実施する。
- 日本人研究フェローの受け入れ (於ワシントンDC、2011年夏期、秋期各1名)
日米両国間における知的交流の将来的な基盤を構築するため、実績があり有望な日本人の専門家(30代~40代)に対して、同センターに短期間(2~4ヶ月)滞在し調査・研究活動を行い、研究成果を発表する機会を提供する。前年度に引き続き本年度も2名を受け入れる予定。フェローの選定作業はウィルソンセンターが設ける選定委員会を通じて行う。 - 第3回日米共同政策フォーラムの共催 (於東京、2011年10月末を予定)
日米の専門家が世界的課題の解決策に関して共同で情報発信していく場をつくり、相互理解と関係強化に結びつけるための国際フォーラムを当財団と共催する。
事業成果
最終年度である本年度は、小碇美玲氏(ハワイ大学准教授)、寺田貴氏(早稲田大学教授※当時)の2名の日本人研究フェローが、ウィルソンセンターに短期滞在し、研究成果を米国の政策コミュニティで発信しました。また、2011年10月には「東日本大震災後の日米協力」をテーマに、リチャード・アーミテージ元米国国務副長官等をゲストに迎えて、第3回日米共同政策フォーラムを開催しました。