2021.10.06
日本海洋学会和文誌「海の研究」に本プログラムに関する論文が掲載されました。
日本海洋学会和文誌「海の研究」に海洋教育パイオニアスクールプログラムに関する論文「『我が国の小学校における海洋教育現場の課題 ―実践報告のテキストマイニングによる分析結果―』小熊 幸子 (笹川平和財団 海洋政策研究所)」が掲載されました。
本論文は、海洋教育パイオニアスクールプログラムの2017 年度参加校のうち、小学校の成果報告を対象に解析したもので、その取り組み内容や協力機関の選択傾向を示すとともに、海洋教育の活動テーマの選択，体験活動，指導計画作成等で課題を抱えていることを明らかにしました。それらの現場で抱える様々な課題に対し、新学習指導要領で重視されているカリキュラム・マネジメントにも適用可能な解決策として，学校と地域を繋ぐ支援機関の設置を提案しました。
日本海洋学会和文誌「海の研究」において、教育が主題の原著論文が掲載されるのはこれが初めてのことだと思われます。今後も本プログラムで得られた成果の分析・発信に努めていきたいと考えております。