『労働鎖国ニッポンの崩壊』人口減少社会の担い手はだれか
カテゴリー区分 | 書籍 |
---|---|
一般/基金区分 | 一般事業 |
発行 | 2011.04 |
著者/編者 | 編著者:安里和晃 出版社:ダイヤモンド社 |
金額 | 定価(税込):1995円 |
備考 | 単行本(ソフトカバー): 352ページ 言語:日本語 寸法:18.6 x 13.2 x 2.8 cm ISBNコード:978-4-478-01589-6 |
◆内容紹介
労働力不足の切り札となる外国人労働者。鎖国状態の日本に警鐘を鳴らすとともに、労働市場を開放したアジア諸国の実情を分析しています。
日本が長年拒んできた労働市場開放も、日本の高齢化と少子化によって、不可避となりつつあります。それでは労働市場開放を行ったら何が起きるのでしょうか。労働者の送り出し、受け入れともに先進事例となっているアジア諸国の現状を、研究者たちがそれぞれの専門分野から分析、解説します。
◆編著者紹介
安里 和晃(あさと・わこう)
京都大学大学院文学研究科特定准教授、笹川平和財団特別研究員。
◆書籍詳細と購入
ダイヤモンド社ホームページの『「本」の検索と購入』
労働力不足の切り札となる外国人労働者。鎖国状態の日本に警鐘を鳴らすとともに、労働市場を開放したアジア諸国の実情を分析しています。
日本が長年拒んできた労働市場開放も、日本の高齢化と少子化によって、不可避となりつつあります。それでは労働市場開放を行ったら何が起きるのでしょうか。労働者の送り出し、受け入れともに先進事例となっているアジア諸国の現状を、研究者たちがそれぞれの専門分野から分析、解説します。
◆編著者紹介
安里 和晃(あさと・わこう)
京都大学大学院文学研究科特定准教授、笹川平和財団特別研究員。
◆書籍詳細と購入
ダイヤモンド社ホームページの『「本」の検索と購入』
- ◆目次
はじめに - 第1章
- 枯渇してゆく日本の労働力
人口減少社会における社会の再生産と移民 安里 和晃
加速する労働力人口の減少 李 賢珠
少子高齢化時代における労働力需給 後藤 純一
なぜ海外からの人材を考えるか 安里 和晃
(コラム) 高齢者親和産業の成長とヒューマン・サービスの質 小川 全夫 - 第2章
- 日本は「労働鎖国」か──受け入れの問題点を探る
受け入れの是非論とその展開 明石 純一
研修・技能実習制度は生まれ変わるか 王 再清
産業存続危機の解決策としての外国人研修・技能実習生の受け入れ 金 湛
EPAによる看護師・介護士受け入れ制度について
医療・福祉に海外からの人材は定着するか 安里 和晃
送り出し国フィリピンにおける看護教育と看護師就労状況 細田 尚美
アジア地域から来日して働く外国人IT技術者 松下 奈美子
(コラム) フィリピン・医者のいない病院 細田 尚美 - 第3章
- 成長するアジアと人の移動
アジアの経済成長と外国人労働者
底辺で経済成長を支える香港の家事労働者 安里 和晃
シンガポールの移民「マネジメント」 明石 純一
送出し国の開発と出稼ぎ労働
海外就労先を開拓し続けるフィリピン 細田 尚美
ベトナムの出稼ぎは貧困を撲滅するか 堀西 雅亮
改革される外国人労働者受け入れ 李 賢珠
(コラム) 国境を越える人口移動の女性化 池上 清子
(コラム) 在韓モンゴル人労働者の受け入れ状況 窪田 新一 - 第4章
- 労働力大争奪時代の到来に備えて
日本を離れアジアへと向かう若年労働者 松谷 実のり
中国の経済成長と高齢化がもたらす、アジアの労働力争奪 岡室 美恵子
これからの日本が取るべき方向性とは
人口変動社会に対応した「国家ビジョン」の必要性 田村 太郎
外国人労働者居住地域がすでに直面している課題と、そこから学ぶべきこととは
鈴木 暁子
多様な人材の包摂とグローバルなアプローチ 安里 和晃
(コラム)在日日系ブラジル人の現状 鈴木 暁子