多様性のある政治リーダーシップ~男女平等な政治参画に向けて
カテゴリー区分 | 書籍 |
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一般/基金区分 | 笹川平和財団 |
発行 | 2016.03 |
著者/編者 | 民主主義・選挙支援国際研究所/笹川平和財団 |
備考 | 単行本(ソフトカバー): 204ページ 発行人: 笹川平和財団 プロジェクトチーム: 堀場明子、新井里彩、植田晃博 翻訳:(株)クリムゾン・インターナショナル、新井里彩、植田晃博 編集: 堀場明子、新井里彩、植田晃博 校正・印刷・表紙デザイン: 株式会社アーバン・コネクションズ 言語: 日本語 ISBN: 978-4-904486-51-1 |
◆本書の説明
政治分野における男女平等は、経済、教育、保健衛生分野の男女平等と比較し、世界中で著しく遅れている。2016年2月における列国議会同盟(IPU)のデータによると、全世界の国会議員の中で女性の割合は平均22.6%、アジア地域の平均では19.1%となっている。日本は、衆議院で9.5%、参議院で15.7%であり、加盟国190か国中156位である。こうした現状を鑑み、笹川平和財団では「女性政治リーダーシップの国際比較」事業を立ち上げました。本書はその成果の一環であり、民主主義・選挙支援国際研究所(International IDEA)が出版したWomen in Parliament: Beyond Numbers, Revised Edition (2005)、The Implmentation of Quotas: Latin American Experiences (2003)、The Implementaiton of Quotas: European Experiences (2005)から選りすぐりの論文を抜き出し、編集したものです。
- 目次
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まえがき
第1章 女性の議会参加に対する障壁
第2章 女性の政治参加促進: 候補者選定と選挙制度
第3章 女性政治家を増やす: ジェンダークオータ制の新潮流
第4章 海外事例の紹介
クオータ制の先駆け:アルゼンチンの経験を超えて
法の制定から実施へ:コスタリカにおける法改正
フランスの経験:パリテ(完全男女平等)の制度化
ベルギーにおけるジェンダークオータ制の実現:法律の施行から得られる教訓