プログラム概要

プログラム概要

沖縄 公立 単元開発 2025年度

渡嘉敷村立阿波連小学校

慶良間諸島とSDGs

実施単元

1. 慶良間諸島の海を調査し隊[第1~6学年](生活、総合)
2. 海洋プラスチックのアップサイクル[第1~6学年](生活、図工、総合)

取り組みの概要

1. 慶良間諸島の海を調査し隊
課題の設定
・日本や世界の海に関する自然環境と慶良間諸島の自然環境を比べ、身近にある海やビーチの良さを考える。
情報の収集
・慶良間諸島の自然環境について調べるため、阿嘉島、慶良間島を散策し、慶良間諸島の自然環境に関する理解を深める。
整理・分析
・調べたことを整理し、模造紙にまとめる。
まとめ・表現
・渡嘉敷村の港ターミナルに掲示し、地域住民や観光客への周知を図る。
・ビーチクリーン活動で収集した海ごみを活用したアップサイクル活動を行う。

本校は、「ケラマブルー」(白い砂浜と透明度の高い海)と称される阿波連ビーチに隣接した場所にある。5月から6月にかけて実施している水泳学習では、その阿波連ビーチにて泳力を高めている。また、水泳学習前には、ビーチクリーン活動を行い、自分たちの身近にある自然環境の美化活動も並行して行っている。学校伝統行事「ハナリ島遠泳」では、阿波連ビーチから約1km離れた場所にある島を起点とし、全校児童とその保護者、教職員が遠泳に取り組んでいる。水泳学習や「ハナリ島遠泳」において、泳ぎながらサンゴや海の生物の観察を行うことができる。遠泳時には、「ウミヘビが泳いでいる」や「カラフルな魚がいた」など、慶良間諸島の自然環境について直接触れることを通して、自然の美しさについて感じる機会とした。

慶良間諸島の自然環境について調べるため、座間味村の阿嘉島にある「さんごゆんたく館」を訪問し、サンゴの生態や一生に関する学習(講師:「さんごゆんたく館」館長)や慶良間諸島国立公園の自然環境に関する学習(講師:環境省慶良間自然保護官事務所職員)に取り組んだ。また、座間味村立阿嘉小学校、慶良間小学校との交流を通して、2校で観察しているサンゴの産卵に関する話を聞くことができた。収集した情報は、第5・6学年が中心となって整理し、重要な情報や他の人にも知ってほしい事柄をまとめた。

まとめたものは、渡嘉敷村の港ターミナルに掲示し、村民や観光客にも周知を図っている。

2. 海洋プラスチックのアップサイクル
さらに、地域で海ごみのアップサイクル活動に取り組んでいる方を講師として招き、本校で継続的に行っているビーチクリーン活動で集めた海洋プラスチックを活用してメダルやキーホルダーつくりに取り組んだ。導入では、米やコーヒー豆の皮、コーヒーを作る際に出てきた不要物などでできたストロー等をクイズ形式で確認し、年間のプラスチック生産量やごみの量、海洋プラスチックが及ぼす影響などについて学習した。その後、ビーチクリーン活動で収集した海洋プラスチックを使用してメダル、キーホルダーつくりに取り組んだ。メダルつくりでは、制作したものが壊れて新たなごみになってしまう場合を想定し、制作したメダルを意図的に割って再度作り直す活動を行い、壊れたものが唯一無二の作品として仕上がることを実感させる手立てを講じた。

01 サンゴ・海ごみ学習
02 環境省慶良間自然保護官講話
03 学習結果周知
04 海ごみ学習
05 メダル作り
 

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