プログラム概要

プログラム概要

福岡 公立 単元開発 2025年度

大牟田市立天の原小学校

森・川・海をつなぐ海洋教育

実施単元

1. 「有明海清掃活動」[4年生](総合的な学習の時間)
2. 「野間川環境調査隊」[5年生](総合的な学習の時間)
3. 「大牟田の環境問題について考えよう」[6年生](総合的な学習の時間)

取り組みの概要

単元名「有明海清掃活動」対象学年4年生32名
社会科の学習でごみ問題について学んだことから、校区のごみ問題について関心を持ち、地域のごみ調査や有明海の環境調査へ行き、海辺で清掃活動を行い海とは関係のないゴミがたくさんあることに気付いた。GTと上流・中流・下流の川のごみを調べていくとそれらのごみのほとんどが川を通じて流れてくることを知り、川の環境を守ることが海の環境を守ることにつながることを知った。自分にできる方法で発信し、環境保護について訴えた。

単元名「野間川環境調査隊」対象学年5年生35名
子ども達は4年生までの学習経験をもとに野間川には生き物が多く生息していることを知っている。そこでGTと水生生物や水の透明度を調べたり、パックテストで水質検査をしたりして野間川の環境について調べ、水質がきれいであることが分かった。さらに調査した荒尾干潟などの海と川がつながっていることから有明海に珍しい生き物やたくさんの水生生物がいるのは山の土壌から出た栄養が川を伝って流れてくるからだと気づき、生活排水に気を付けたりごみのポイ捨てをしないように呼び掛けたりして自分にできる川や山の環境保護の行動をした。

単元名「大牟田の環境問題について考えよう」対象学年6年生32名
子ども達は5年生までの学びから豊かな海は美しい川と豊かな森が作っていることを知っている。GTと校区の山の森林調査をして竹林の環境問題について調べ、放置された竹林は土砂崩れの原因になったり、広葉樹と比べて土壌の栄養が少なかったりしていることを学んだ。一方で、手入れされている竹林は静かで心が落ち着き、竹の香がして心地よい空間であることを実感した。実際に竹を切ったり、校区に自生する野草を食してみたりして、放置するのではなくきちんと手入れすることで森の自然を守ることが分かり、校区の山の豊かな自然を守り、竹のよさを生かしたいという思いを持った。調べを進めていく中で近隣の八女市に竹が多く、竹を材料に様々な製品に生かしている会社があることを知り、訪問・見学して取組を学んだ。建築や土木の材料に生かしたり、炭を作ったり、化粧品や肥料をつくったりして竹を様々な形で活用していることが分かった。竹について学びを深め、他市の竹害対策の取組から竹の害だけでなくよさにも気づき、自分たちも竹を活用しようと、地域の方の協力で地域の竹を竹太鼓にして、学習発表会で演奏を披露した。これまでの学習をプレゼンにまとめ、佐賀県玄海町で行われた海洋教育子どもサミットで発表した。

【全体を通して】
本校は海洋教育を推進しており、海洋に関わる課題解決を図る学習を展開している。校区を取り巻く山の森林と有明海の関りを学習しながら、「森・川・海」のつながりが実感できるよう実践を進めている。関連するSDGsの目標14・15を中心に、総合的な学習の時間において、海洋教育の4つの視点「海に親しむ・海を知る・海を守る・海を活用する」を系統的に仕組んだ活動計画を作成し、実施した。

1 有明海清掃活動
2 ごみ
3 荒尾干潟
4 水質検査
5 立花バンブー(株)訪問
 

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