山口 公立 単元開発 2025年度
柳井市立大畠小学校
海の環境を考え地域発展に寄与する
実施単元
1. ふるさとの海を守るためにできること[6年生](総合)
取り組みの概要
児童がふるさとの海に目を向け、海の自然や生き物、環境の現状について現地に出かけて実際に触れながら調べたり、体験的な学習を通して理解を深めたりした。学習を通して、ふるさとの海の魅力や課題に気づき、環境を守るために自分たちにできることを考える姿が見られた。
1、海のゆりかごと呼ばれる小魚にとって安心して成長できる環境にあるアマモ場について、専門家からアマモの一生について現地で講義を受け、前年の同校6年生が播種した場所の状況を水中ドローン等により確認した。そして寒天粘土に包んだアマモの種を海中に投入した。講師から空中写真を使った経年変化の状況について、繁茂させていく事の難しさを体感した。(写真No1参照)
2、磯の生物の観察を通じてふるさとの海の環境を、20種の生物指標に注目して海の綺麗さと豊かさを調べた。このパイオニアスクールで毎年同じ場所で同じ調査をすることにより、ふるさとの海の環境変化について考察することができた。(写真No2参照)
3、海水浴場として使用する砂浜に出かけて、一定の範囲内の漂着ごみを集めて分類し種類ごとに個数を集計した。そして、ごみの発生要因を考え、陸上生活の仕方により海のごみに反映されることも理解できた。マイクロプラスチックについても調査を試みた。調査の後、海岸清掃を行ってごみの多さを実感するとともに、清掃活動の重要性も再認識した。シーグラスなどごみの一部は学校へ持ち帰り、後日の工作材料に使用する事とした。また、ごみの調査結果はJEANへ報告した。(写真No3参照)
4、学校の眼下には強潮流で名高い大畠瀬戸があり、いつもはその流れも遠く眺める事しかないが、船に乗って潮流の速さをすぐそばで体感し、一定の距離を流れる時間を計測して速さを求めた。また、船上から浮遊ゴミについても目視調査した。加えて透明度調査や水温観測を行って海洋観測の重要性にも着目した。一方、商船高専の施設見学として運航シミュレーターを実際に体感した。(写真No4参照)
5、前記の校外学習や教室での海についての学習を通じて得た知識について、まとめを行って保護者をはじめ地域住民に対しての発表を行う事により、ふるさとの海を守る事の重要性を体得する事ができた。(写真No5参照)





