プログラム概要

プログラム概要

大阪 公立 単元開発 2025年度

堺市立神石小学校

昆布ロードがつなぐSDGsの輪

実施単元

1. 水産業のさかんな地域[5年](社会)
2. 北海道昆布と堺の技術~1600kmをこえた交流~[5年](総合)
3. SDGs 昆布が地球を救う 今、わたしたちにできること[5年](総合)

取り組みの概要

北海道を起点とし、日本海側を通って北陸や京都、大阪を経由し西日本全域に運ばれた昆布の集散地の拠点である堺までを「昆布ロード」とし、北海道の小学校との交流や昆布加工工場への校外学習、栄養教諭による出前授業で食育に取り組む。昆布を教材にSDGsの視点から堺と北海道の海洋環境を見つめなおし、自分たちの生活と海洋環境の結びつきを考える。

単元名(1)「水産業のさかんな地域」
実施教科 社会科(日本文教出版)
内容
・佐賀県有明海の海苔の養殖についての学びを想起し、養殖か天然かの水産物クイズを行う。

単元名(2)「北海道昆布と堺の技術~1600kmをこえた交流~」
実施教科 総合的な学習の時間・国語科(光村図書)
内容
・堺でも有名な水産物「昆布」につなぎ、昆布について学習支援ソフト、SKYMENUの発表ノートでイメージマッピングを作成する。(本マッピングは、単元終了後にも実施し、子どもたちの学びの深化を分析する)
・「郷田商店への見学」:同じ堺市堺区にある郷田商店へ社会見学をする。北海道から仕入れているさまざまな昆布の種類の紹介や、昆布の生育についての話を聞く。加工場では、昆布を削る「アキタ」とよばれる堺の刃物を用いて、薄く均一に削る職人技を見学する。
・「栄養教諭による出前授業」:給食と昆布の結びつきについて、実際に給食場の鍋でだしをとっている様子を見て、だしの効果について学ぶ。5つの味の中で昆布には「うまみ」成分があることや、栄養素である食物繊維が実際に昆布を水につけることでぬめりとして見えることなどを学び、さまざまな健康効果があることを知る。
・「えりも岬小学校と交流したいテーマについて」/国語科「固有種から分かること/自然環境を守るために」:昆布の生産地の1つであるえりも岬小学校との交流でどのようなことを交流したいかをそれぞれの班で意見を出し合う。出し合ったことを全体で共有し、9のテーマを設定する。国語科「固有種から分かること/自然環境を守るために」で資料と文章の対応や資料の効果を理解し、資料を活用して文章を書く能力という身に着けた力を活用してパワーポイントの作成に取り組む。
【児童が考えたテーマ】
(1)大阪や堺市の郷土料理 (2)堺市の刃物 (3)大阪万博 (4)堺昆布の魅力 (5)堺市産の食べ物 (6)堺市の伝統行事 (7)仁徳天皇陵 (8)堺市の水産業 (9)千利休
・「えりも岬小学校との交流」:(1)準備:堺市ではMicrosoftOffice365を児童機端末で取り入れているため、Teamsを使ったオンライン交流を行う。各班ごとのチャネルを作成し、発表する端末をもつ児童のメンバー追加や会議の設定などを行う。えりも岬小学校へは、会議のリンクを送信し、当日それぞれの児童端末でログインしてもらうように準備する。(2)オンライン交流当日:教師機同士をつなぎ、テレビ画面に映した状態であいさつ、天候や学校の周りの様子などを紹介し、ちがいを感じる。児童機同士をつなぎ、交流を始める。本校の発表が9班あるため、えりも岬小学校の児童は発表を聞き、次の班へ移動するという形をとる。全班の発表を聞き終えたら、教師機を通してえりも岬小学校の発表を聞く。振り返りをし、交流を終える。

単元名(3)「SDGs 昆布が地球を救う 今、わたしたちにできること」
実施教科 国語科(光村図書)・総合的な学習の時間
内容
・国語科「「子ども未来科」で何をする」:「子ども未来科」という教科があったとしたら、よりよい未来のために、どんなことを学ぶとよいか提案文を書く単元で、昆布交流を通して学んだSDGsへのつながり(昆布を最後まで使い切る知恵や昆布を育てる海の豊かさ等)を話し合う。昆布とSDGsの視点から海洋環境にかかわる内容を調査したり、専門家からインタビューしたりしながら学びを進める。昆布を使った環境問題解決のアイデアをポスターにしたり、堺市とえりも岬町の海を守る活動として、ポスターの作成に取り組む。
・総合的な学習の時間:SDGsにからめた報告を3学期の学習参観にて発表する。保護者にこの1年間で学んできたことを伝えるために、模造紙やPowerPointなどでプレゼンを作成する。

1 郷田商店への見学
2 郷田商店の職人技
3 栄養教諭による昆布授業
4 えりも岬小学校とのオンライン交流
 

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