プログラム概要

プログラム概要

三重 公立 単元開発 2025年度

志摩市立東海中学校

小さな学校からの「豊かな海づくり大会」

実施単元

1. 地域貢献「クリーンアップ大作戦」[1・2・3年生](道徳・総合)
2. 志摩のかつおの「だし」を味わおう[1年生](家庭)
3. 「海のまち志摩市」と「川のまち郡上市」のSDGs交流[2年生](総合)
4. ウェルカム「豊かな海づくり大会」[3年生](総合)

取り組みの概要

令和7年11月9日、志摩市において「第44回豊かな海づくり大会」の式典行事が開催される。大会のテーマは「受け継ごう 命あふれる 青い海」である。中学生も市民としてこの一大行事に参加し盛り上げるため、SDGsのための教育、環境教育、食教育等を通して、志摩が誇る豊かな自然の恵みを体験し、故郷を誇りに思う気持ちを高めたり、美しい海を保全するために自分に何ができるかを考えたりする活動を計画したいと考えた。

1.地域貢献「クリーンアップ大作戦」 令和7年5月8日(木)
全校集会で生徒会役員より活動のめあてを伝え、全校生徒がチームに分かれて取り組んだ。学校を出発して徒歩10分程度のところにある甲賀海岸をビーチクリーニングした。市の規則に従い6種類に分別して回収し、3年生は、後日ウェルカムボード制作に用いる漂流物を別に集めた。
生徒たちは、漂流物の大半が生活ごみや漁業廃棄物であることに気づいた。また、理科教諭より海洋プラスチックごみの状況について説明を聞き、見えるものだけではないごみの影響が、海の生き物を通して人体にも及ぶことの恐ろしさを知った。

2.志摩のかつおの「だし」を味わおう 令和7年11月13日(木)
志摩市学校給食センターより豊田栄養教諭を講師に招き、海の恵みを味わい、高い栄養価を理解し、感謝する学習を行った。志摩市大王町波切にある鰹節の老舗「久正(きゅうまさ)」の鰹節を使用してだしを取り、すまし汁を作った。調味料を入れなくてもだしに十分に旨味があること、鰹節には大量に獲れたかつおを保存食として利用する知恵が詰まっていることなどを学んだ。また、志摩の特産であるあおさ(ヒトエグサ)を具として味わった。

3.郡南中とのSDGs交流 令和7年9月24日、25日
岐阜県郡上市立郡南中学校との交流は今年3年目を迎える。郡南中は川の恵みについてSDGsの視点で探求学習として取り組んでいる。交流初日は、相互のSDGsへの取組を交流した。最初に志摩市総合政策課より講師を招き、志摩市のSDGsの取組を学んだ。次に郡南中学校によるプレゼンテーションを聴いた。その後、小グループに分かれてひざを突き合わせた話し合いを行った。交流2日目に、志摩自然学校でシーカヤック体験を両校生徒が一緒に行い、さらに交流を深めた。

4.ウェルカム「豊かな海づくり大会」 令和7年7月~9月
2年前に第44回全国豊かな海づくり大会が志摩市と南伊勢町を会場として開催されることが決まった。これを境にこの志摩市の歴史的一大行事と関連させ、地域貢献・参画を模索し始めた。
数年来、本校生徒会が行っているビーチクリーニングの延長線上に海づくり大会を位置づけ、志摩市を訪れる人々に向け、回収した漂流物を用いて、3年生総力でウェルカムボードを制作した。作品は、近鉄鵜方駅改札付近に置かれ、作品作りの経緯や作品に込めた思いを添えた。「自分たちが集めたごみを利用して、すばらしい作品にしてくれた」「中学生もSDGsを頑張っているんだなぁ」「若い人が海に関心を持ってくれてうれしい」など、市民の声が届けられ、海づくり大会の機運を高める一助となった。

1 地域貢献「クリーンアップ大作戦」
2 志摩のかつおの「だし」を味わおう
3-1 郡南中とのSDGs交流
3-2 郡南中とのSDGs交流
4 ウェルカム「豊かな海づくり大会」
 

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