プログラム概要

プログラム概要

茨城 公立 単元開発 2025年度

潮来市立延方小学校

教育課程と関連づけた海洋教育の実践 ~教室でできる体験型単元の開発~

実施単元

1. 小動物の飼育[5学年](理科)
2. チリメンモンスターを探せ[3・4・5・6学年](理科)
3. 貝合わせ製作[4・5・6学年](総合)

取り組みの概要

今回、取り組んだ単元は「小動物の飼育」、「チリメンモンスターを探せ」、「貝合わせ製作」の3つである。次にそれらを記す。

1. 小動物の飼育
・目的
1人1水槽で小動物(カブトエビ、ホウネンエビ、アルテミア)を卵から飼育することで、生命の神秘を実感し、母なる海への思いを深める。

・具体的な学習の姿
第5学年理科授業における単元『小魚の飼育』での学習である。具体的な取組は、自分だけの小型水槽を利用し、卵からの飼育を行う。小魚の食べ物の学習に関連させ、成長過程を観察することで、誕生から命を受け継ぐまでのライフサイクルの学習を行った。

・学習の高まり
学級水槽、学校水槽での飼育はどこの学校でも実施している。しかし、今回の取組は1人1水槽の学習となった。そのため、自分だけの○○ちゃんというように愛称をつけて飼育する児童もいた。そのように愛着をもって飼育したことで、意欲的に成長の記録を取ることができた。

2. チリメンモンスターを探せ
・目的
身近な食品であるチリメンに全く別の生物が存在することを知り、それらの名前を検索することで、海洋生物への興味関心を高める。

・具体的な学習の姿
身近な食品であるチリメン。しかし、その中には別の生物が存在する。チリメン図鑑とタブレットによる検索を利用して、チリメンモンスターの名前を調べた。写真1は第5学年がチリメンを探している様子である。写真2は分類をしている様子である。写真3はチリメンモンスターをシャーレに分離したものである。

・学習の高まり
今まで見たことのない生物が海にはたくさんいることがわかり、驚きがあったようである。児童にとって、さらに、新しい種を見つけたいという気持ちで取り組むことができた。

3. 貝合わせ製作
・目的
ハマグリは茨城県鹿島灘の特産品である。しかしながら、地球温暖化等の原因により、砂浜の減少⇒漁獲高の減少が引き起こされている。ハマグリの貝合わせ製作を通して、日本古来の文化やその価値を理解することで、海洋教育に発展させようとした。

・具体的な学習の姿
写真1は下塗りをしている場面である。今年度は昨年度からの継続研究である。貝殻の金色の下塗りは第6学年児童が行った。単純な作業ではあるが、局面に絵の具を塗る作業は児童の興味関心を高めた。
写真2は貝合わせの柄の下書きをしている場面である。絵柄をタブレット画面で検討し、貝殻に鉛筆で下書きを行った。写真3は完成した作品である。並べると見栄えのする作品に仕上がった。

・学習の高まり
昨年度同様に実施したが、学習に深まりが出たと感じる。なぜなら、作品コーナーを広げ、昨年度の作品も展示したままにしておいたので、比較・検討ができたからだと感じる。他学年・他学級の作品との比較だけでなく、昨年度の自分の作品と比較できたことが良い結果に結びつけることができたと思う。

チリメンモンスター1
チリメンモンスター2
チリメンモンスター3
小動物の飼育1
小動物の飼育2
小動物の飼育3
貝合わせ1
貝合わせ2
貝合わせ3
 

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