プログラム概要

プログラム概要

佐賀 教育委員会 地域展開 2025年度

玄海町教育委員会

九州・海と夢のプロジェクト

活動参加校

教育委員会の取り組みの概要

ふるさと教育「九州・海と夢のプロジェクト」、玄海みらい学園や関係学校の児童生徒、職員、町民に海に親しむ素晴らしさを伝える。

(1)国際交流における海洋教育の更なる進展を目指す。(台湾の小学校、オーストラリアの姉妹校) 
○台湾鼻頭小学校と玄海みらい学園とのオンライン交流会の開催
海を隔てた両国の学校が、それぞれの「海洋教育」の取組内容や学校生活について紹介し合うオンライン交流会を開催した。児童生徒は、互いの地域の海や学習活動に関心を持ち、意見交換を通して国や文化の違いを超えた学びを深めることができた。

開催日:2025年9月11日(木)14:00~15:00

○台湾鼻頭小学校と玄海みらい学園との対面交流会
台湾・鼻頭国民小学校の児童が玄海みらい学園を訪問し、対面による交流会を実施した。
鼻頭国民小学校の児童からは、自校における海洋教育の取組について発表が行われ、玄海みらい学園の児童は、実際の体験や考えに直接触れる貴重な機会となった。
また、体育や外国語の授業に一緒に参加し、給食や学校生活を共に過ごすことで、日常的な交流を通した相互理解と親交の深化が図られた。

開催日:2025年11月6日(木)9:00~14:00
・歓迎セレモニー 教育長、学園長、鼻頭小校長のあいさつ
・鼻頭小学校児童による自己紹介、合唱、海洋教育プレゼン
・学年ごとに授業に参加
・給食タイム
・お別れ会

(2)玄海町海の学びを体系化
今年度より、玄海みらい学園 では、総合的な学習の時間において海洋教育を柱とした学習を本格的に推進することとした。その一環として、玄海町 における「海の学び」を体系化し、学校教育全体の中に位置付ける取組を進めた。
具体的には、校内研究のテーマとして海洋教育を明確に位置付け、教職員が共通理解のもとで授業改善および学習活動の充実に取り組んだ。その結果、児童生徒が身近な海や地域の課題に目を向け、自ら問いを立て、解決に向けて探究的に学ぶ実践を進めることができた。
本取組により、海洋教育を通して「ふるさと玄海町」への理解と愛着を深めるとともに、主体的・対話的で深い学びの実現につなげることができた。

また、本町における海洋教育の一層の充実を図るため、「プラスチックごみと海」「ごみとエネルギー」「ふるさと玄海町のエネルギー」を主なテーマとし、小学校低学年でも興味・関心を持って学習できるよう工夫した海洋教育副読本「ふるさと げんかい」を作成した。
本副読本は、身近な生活と海とのつながりを意識させる内容構成とし、写真やイラストを多用することで、児童が主体的に学びを深められる教材となるよう配慮したものである。
2026年度に向けては、授業における効果的な活用方法を検討するため、海洋教育パイオニアスクールプログラム参加校である 佐賀県立唐津青翔高等学校、玄海みらい学園、玄海町保育所あおば園、玄海町保育所ふたば園 の教職員で構成する海洋教育ワーキンググループを開催し、副読本をどの学年・教科・活動場面で活用できるかについて確認・協議を行った。
今後は、本副読本を活用した授業実践を通して、児童生徒の海洋環境やエネルギー問題への理解を深めるとともに、ふるさと玄海町への愛着を育む海洋教育の推進につなげていく予定である。

(3)唐津地区・玄界灘の海を唐津地区の関係協力校との一層の連携
○周防大島町教育委員会視察
地域展開部門で先進的に海洋教育を進める周防大島町教育委員会を訪問した。ふるさとで生きる力を育む方針と教育現場で地域と方々と関わりながら稼ぐ活動の中で創業・起業的なプログラムを実践されていることから、海洋教育を進める明確な方針と体制づくりを学んだ。

○博多海の会議の開催
博多海の会議を開催することで、九州各地、瀬戸内海を囲む山口県や大阪府の海洋教育推進校の校長先生、教育員会関係者と取り組みについて情報を共有し、交流を得ることができた。

開催日 2025年9月27日(土)
参加校 玄海みらい学園 佐賀県立唐津青翔高等学校 唐津市立肥前小学校 唐津市立湊小学校 宗像市立玄海東小学校 周防大島町立東和小学校 下関市立養治小学校 熊本市立西原中学校 阪南市教育委員会

○海洋教育玄海子どもサミットの開催
海洋教育パイオニアスクールプログラム実践校等が一堂に会する「海洋教育玄海子どもサミット」を開催し、これまで各校が取り組んできた学習成果を相互に発表・共有する機会を設けた。本サミットを通して、児童生徒が自校および他校の「ふるさとの里山・里海」に目を向け、それぞれの地域の自然環境や海との関わりについて理解を深め、今後の学習に生かすことを目的とした。
当日は、対面およびオンラインを併用した形式で実施し、遠隔地の学校も参加できる環境を整えることで、海洋教育による交流の輪を全国へ広げる取組とした。特に、港区立本村小学校および下関市立養治小学校の児童にはオンラインで参加していただき、地域や距離を越えて学びを共有する貴重な機会となった。
各校の発表では、地域の海や自然環境を題材とした探究的な学習内容が紹介され、児童生徒は他校の実践から新たな視点や気付きを得るとともに、自分たちの地域の魅力や課題を改めて見つめ直すことができた。これにより、海洋教育を通じた相互理解と交流が深まり、今後の学習への意欲向上にもつながると考える。

開催日 2026年1月30日(金)
参加校 佐賀県立唐津青翔高等学校 東京都港区立本村小学校(オンライン) 下関市立養治小学校(オンライン) 玄海みらい学園 大牟田市立天の原小学校 宗像市立玄海東小学校

(4)九州の海、さらに世界につながる海を共に学びあうネットワークづくり。
○台湾海洋教育視察
台湾の新北市政府教育局、国立台湾海洋大学、新北市鼻頭国民小学校、基隆市戸外教育&海洋教育中心を訪問し、台湾における海洋教育の推進体制や具体的な実践について視察を行った。
各機関に共通して、海洋教育を単なる環境学習にとどめず、地域の自然・文化・産業と結び付け、子どもたちのアイデンティティ形成につなげようとする強い熱意が感じられた。特に、学校教育と行政、大学、地域施設が有機的に連携し、体系的に海洋教育を展開している点は大きな示唆を得るものであった。また、国を越えた交流学習は、相手国の取組を学ぶだけでなく、自国の海や山、地域資源の価値を改めて見つめ直す契機となり、結果として海洋への理解や愛着を一層深める効果があることを実感した。

(5)社会教育において「寿教室(町内年配者の学習講座)」や「玄海っ子教室(年少の子どもたち向けの講座)」で海洋教育と関連あるテーマを取り入れて、「教育の町玄海町、ふるさと教育を進める玄海町」を知っていただけるようアピールする。
○「寿教室(高齢者の学習講座)」においては、玄海町 が海の学びとして「海洋教育」を体系的かつ継続的に推進していることについて理解を深めていただくため、町内各学校と連携した取組の内容やその意義を中心に、教育長による講演を行った。これにより、学校現場での海洋教育の実践が地域全体の学びにつながっていることを共有し、町民の関心と理解を高める機会となった。

○「玄海っ子教室(年少の子どもたち向け学習活動)」では、「釣り堀体験」を実施し、生きた魚の動きを間近で体感する活動を通して、ふるさとの海に親しむ学習を行った。実体験を重視した本活動により、幼少期から海への興味・関心を育むとともに、命の大切さや自然との関わりについて考えるきっかけを提供することができた。

博多海の会議(1)
博多海の会議(2)
博多海の会議(3)
台湾視察(1)
台湾視察(2)
台湾視察(3)
周防大島視察(1)
周防大島視察(2)
周防大島視察(3)
寿教室(1)
寿教室(2)
玄海っ子教室(1)
玄海っ子教室(2)
玄海っ子教室(3)
サミット(1)
サミット(2)
サミット(3)
鼻頭小オンライン(1)
鼻頭小オンライン(2)
鼻頭小オンライン(3)
鼻頭小オンライン(4)
鼻頭小オンライン(5)
鼻頭小オンライン(6)
対面交流(1)
対面交流(2)
対面交流(3)
対面交流(4)
対面交流(5)
対面交流(6)

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玄海町保育所ふたば園

実施単元

1. 真鯛、カンパチ解体ショーの開催[全学年 0歳児クラス~5歳児クラス]
2. 海中展望塔での海中見学、遊覧船乗船による岩壁見学[5歳児クラス年]

取り組みの概要

◎お魚解体ショーの開催
・地域の漁師高岩丸の吉田さんに来ていただき、魚の紹介をしてもらう。
・子どもたちの遊戯「おさかな天国ダンス」の披露を行う。
・子どもたちの目の前で捌いてもらい、部位やその機能(役割)を伝え、命をいただく意味を知る。
・捌いてもらった鯛を塩焼き(炭火焼き)にし、給食で食べる。

◎海中展望塔見学、遊覧船乗船
・海中展望塔で海の中を見て、様々な魚や海の生き物に興味、関心を持つ。
・呼子のイカ丸(遊覧船)に乗船し、自然にできた岩壁を見る。
・経験したことを絵で表現する。

ふたば園_お魚解体(1)
ふたば園_お魚解体(2)
ふたば園_お魚解体(3)
ふたば園_お魚解体(4)
ふたば園_お魚解体(5)
ふたば園_お魚解体(6)
海中展望遊覧船(1)
海中展望遊覧船(2)
海中展望遊覧船(3)
海中展望遊覧船(4)
海中展望遊覧船(5)
海中展望遊覧船(6)

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玄海町保育所あおば園

実施単元

1. 真鯛、カンパチ解体ショーの開催[全園児年]
2. 海中展望塔での海中見学、遊覧船乗船による岸壁見学[年長児]

取り組みの概要

◎お魚解体ショー
・地域の水産業者(渡邉水産)が、子ども達の目の前で鯛とカンパチを捌く。
・さばかれた魚の部位や、いきものの命を頂く意味を知る。
・タイの塩釜焼を作り給食で食べる。
・解体ショー前後で、絵を描く。(年長児)

◎海中展望塔見学、遊覧船乗船
・海中展望塔で海の中を見る。
・様々な魚や海藻、岩などを実際に見て興味関心を広げる。
・遊覧船(呼子のイカ丸)に乗船し、七ツ釜を見学する。海や岸壁の景色、空気感を五感で感じる。

あおば園_お魚解体(1)
あおば園_お魚解体(2)
あおば園_お魚解体(3)
あおば園_お魚解体(4)
あおば園_お魚解体(5)
あおば園_お魚解体(6)
海中展望遊覧船(1)
海中展望遊覧船(2)
海中展望遊覧船(3)

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玄海みらい学園

実施単元

1. ビーチコミング[1,2年生](生活,図工)
2. サンドアート[1,2年生](生活,図工)
3. うみのことをもっとしろう(水族館見学・作品作り)[1年生](生活,図工)
4. わくわく2-1マリンワールドをつくろう(水族館見学・作品作り)[2年生](生活,図工)
5. シーカヤック・ヨット体験[3年生](総合)
6. 海の生き物探しをしよう[3年生](総合)
7. 海辺でのニュースポーツを開発しよう[3年生](総合)
8. 玄海町の海の生き物を調べよう[4年生](総合)
9. 有明海を調べよう[4年生](総合)
10. 玄海町の自然を守ろう(山編) 野鳥の観察を起点として[5年生](総合)
11. 玄海町の自然を守ろう(海編) 浜野浦のごみ拾いを起点として[6年生](総合)
12. エネルギー ~様々な発電方法とエネルギーミックス~[7年生](総合)
13. 海洋環境問題 ~私たちの海を守ろう~[8年生](総合)
14. 9年間の学習をまとめよう(海に関する課題を自分で設定し探究)[9年生](総合)

取り組みの概要

◆1,2学年 「海に親しむ」
・ビーチコミングで収集した流木や貝殻等を組み合わせて、オブジェを制作。自然物の不思議さや美しさを感じ取った。(生活科、図画工作科の関連付け)
・砂浜に行き、海の生き物をテーマにしたサンドアートに取り組んだ。砂や海水に触れ、潮風や海の匂いなど諸感覚を使って海に親しんだ。(生活科、図画工作科の関連付け)
・水族館(福岡マリンワールド)に見学に行き、そこで観察したことをもとに1年生は絵画の制作に、2年生は水族館(色紙やビニルを素材として)の制作に取り組んだ。泳いでいる魚を間近で観察したことで、海の中での魚のくらしについてイメージを膨らませることができた。(生活科、図画工作科の関連付け)

◆3~5学年 「海を知る」
・3学年は、学園の近くの海で生き物探しを行った。見つけた生き物を図書館で調べ、自分たちオリジナルの「生き物図鑑」を作った。(総合と国語の関連付け)
・3学年は、シーカヤックとヨットの体験を通して、マリンスポーツについて知るとともに、波や風といった自然のエネルギーを体感した。(総合と理科の関連付け)また、これを起点として、浜辺でできるニュースポーツの開発に取り組んだ。(総合と体育の関連付け)
・4学年は、海の生き物について知っていることを出し合った後、近くの海で生き物探しを行った。その場所では見つけられなかった魚を求めて、港近くの魚屋や養殖場、栽培漁業協会を訪ねて取材した。また、天然の水産物の実態を知るために海女をされている方を招き、講話を拝聴し、これまでに分かったことを「海の特徴」「生き物」「養殖」「漁の方法」の観点で整理した。(総合)
・4学年は、玄界灘のことについて分かってきたところで、社会科で登場した佐賀県のもうひとつの海である有明海に視点を移した。玄界灘の調べ活動で整理した4つの観点をあてはめ、有明海の特徴を予想した。この予想をもとに鹿島市に出向き、実際を調査し、比較した。児童は、2つの海に多くの違いがあるが、共通性があることにおもしろさを感じていた。また、有明海に面した小城市立小中一貫校芦刈観瀾校とオンラインで交流し、お互いの近くの海の情報交換を行ったことで、2つの海について理解を深めることができた。(総合)
・5学年は、ツバメの巣づくりなど学園の近くに多くの野鳥がいることに目をつけ、日本野鳥の会佐賀支部の方を講師に招き、バードウォッチングを行った。山林、川辺、里山、海辺など環境によって生息する野鳥の種類が異なることに気付き、それらの生態に目を向けた。食べ物や行動の特徴などを知ったことで、玄海町の自然の豊かさに気付き、その自然を保全していこうという意欲につながった。(総合)

◆6~9学年 「未来につなげる」
・6学年は、町内の浜に出向き、打ち上げられたごみ拾いを行った。それらを分類し、気付いたことや疑問を出し合い、「外国のごみがなぜここにあるのか」「ごみはどこからきたのか」「ポイ捨てだとするなら、人はなぜポイ捨てをするのか」など児童の個々が自分の課題を設定した。この課題解決に向けて、インターネット、インタビュー、アンケート、書籍などで調査した。中間発表では、唐津市に新設される「世界海洋プラスチックプランニングセンター」の方を講師として招聘し、分かったことや考えたことをプレゼンした。アドバイスもいただいたことをもとに引き続き調査活動を行い、最終的にポスターにまとめた。(総合)
・7学年は、玄海町の特徴である発電について学習を始めた。町内の原子力発電、風力発電、バイオガス発電を起点に興味関心に応じて、その他の発電方法を調べた。海洋温度差発電、波力発電については、佐賀大学の研究所に見学に行った。発電のしくみをつかんだ後、それぞれのメリットとデメリットを整理した。さらに、メリットを増やし、デメリットを削減する技術革新などについて、調査した後、今後、自分が考える望ましいエネルギーミックスについて考えをまとめた。(総合)
・8学年は、キャリア教育の一環として、職業体験を行っているが、自分がお世話になる職業を「海とのつながり」で見つめさせた。「輸出入」「海産資源」「環境」「食料自給率」など、様々な観点で気付きを述べた。また、漁獲量の減少やゴーストフィッシング問題など、海洋に関する諸問題を個々の問題意識の高さに照らして調査活動を行った。分かったことをまとめ中間発表会で保護者にも披露し、情報不足のところは、再度調査を行った。最終的に小冊子にまとめ、学校図書館及び各クラスに配布した。学習を通して、海に関する理解が広がり、深まると共に、保全に係る意識が高まった。(総合)
・9学年は、テーマを絞らず、これまでの学習をベースに、生徒個々の興味関心に応じて「海」に関する探究活動を行った後、それらの解決策についてまとめた。中間発表会では、生徒同士がクリティカルな意見を出し合い、情報不足や論理の飛躍、解決策の甘さを指摘した。この発表会を経て、再調査や再考を行った。(総合)

(1) 波力発電見学
(2) 浜野浦の海洋ゴミ拾い
(3) 有明海干潟体験
(4) 養殖場見学

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佐賀県立唐津青翔高等学校

実施単元

1. 第26回全国高校生自然環境サミット佐賀大会[2年・1年](探究・学校行事)
2. 郷土の海洋生態系[2年](海洋生物と環境)
3. 野鳥観察学習[1年](郷土の山・川・海)

取り組みの概要

1.第26回全国高校生自然環境サミット佐賀大会
[目的]
本大会は本校20周年記念行事として開催した全国高校生自然環境サミット佐賀大会の企画・運営を通してリーダーシップと主体性を育むとともに、自然との共生について考えることで改めて佐賀の自然の良さについて認識することを目的としている。

[実施内容]
本大会は環境学習に取り組んでいる全国の高校生たちが、開催地の豊かな自然の中で様々な体験活動をし、自然と人間との関わりについて考えるイベントである。このイベントは旧唐津北高校(現唐津青翔高校)がスタートさせた大会で佐賀大会は実に20年ぶりであった。また、このイベントの大きな特徴は開催校の高校生だけで企画と運営を行い、引率や開催校の教員は基本介入せず参加者としてついていくことである。今回2学年全体で佐賀大会の企画・運営を行い、1学年から3名が参加した。開催するにあたり、改めて他県の人達に紹介できる佐賀県の自然とは何か考えた。

[大会当日までの流れ]
6つの班に分かれて大会準備を進めた。班ごとの業務は以下の通りである。

進行班・連絡班 → 当日の運営
フィールド班 → 活動する現場での説明・案内
しおり班 → 当日参加者に配布するしおりの作成
Tシャツデザイン班 → 本大会オリジナルTシャツの作成
昼食班 → 大会期間中の昼食の内容の提案・業者との打ち合わせ

2年生全員がそれぞれの得意分野を生かし、上記の班に分かれて大会に向け準備を進めた。

[大会当日]
(1) 1日目
1日目は鹿島市で活動を行った。日程は以下の通りである。

開会行事・アイスブレイク(七浦スポーツ公園体育館)

干潟体験(干潟の感触と生物の観察)

夕食(ガタッコハウス)

波戸岬少年自然の家で入浴・就寝

(2) 2日目
2日目は肥前と呼子で活動を行う予定だったが、午前中は天候不良によりスケジュールを一部変更した。

シーカヤック体験・いろは島散策(シーカヤック体験は中止で学校紹介を班ごとに行った)

昼食(パレア)

磯の生物観察(呼子)

ワークショップ(波戸岬少年自然の家)
「自然を守るとは?/人間活動をしながら環境をどう守るのか」

(3) 3日目
3日目は最後のワークショップ「ヒトがどこまで自然に介入するのか」を行い、自然環境宣言(本大会で学んだことを活かして自然と共生するためにどう行動していくか)を学校ごとに発表した。その後、閉会行事を行い本大会が終了した。

[考察と課題]
3日間全力で運営を行ったため、閉会式後にはとてつもない体の疲労を感じたが、なぜか深い喪失感とさみしさも味わった。この感情は1人だけではなく運営を行った人の共通の気持ちで、きつかったはずなのに寂しいという不思議な感情だった。運営は3日間とも参加者と一緒に活動をするわけではなく、誘導したり指示を出したりすることがメインで楽しみというより憂鬱な気持ちのほうが大きく、正直帰りたいと感じる時もあった。しかし前述したような感情は、全力できついことに立ち向かったからこその達成感と喪失感なのではないかと思う。「やりがい」とはこういうもののことではないかと思った。参加者からも楽しかったと言ってもらえ、引率の先生からもたくさんお褒めの言葉をいただいた。何か月も前から準備をしたため、とても嬉しく無事に終えることができてよかったと思う。サミット終了後は、サガテレビや佐賀新聞等で本大会の紹介があり、改めて本大会の規模の大きさを実感した。これほどの規模の大会を運営したことは自信になり、とても思い出になるものだった。

2.郷土の海洋生態系
郷土の代表的な一次消費者であるムラサキウニの解剖から形態を理解するとともに、海の生態系の中で生き物同士のつながり(食物網)と環境問題(磯焼け)について考える。
生徒たちは、ムラサキウニの解剖を行い、口器の形から食物について考え生産者と消費者の関係について考察した。また、地元の海士たちの取り組みから、玄界灘で起きている磯焼けについて討議し、海の環境について考えた。

3.野鳥観察学習
玄海町の岩崎教育長を講師として招き、仮屋湾周辺の野鳥の生態について学習した後、海岸から河川、田畑にいる野鳥観測を行った。当日は天気が良く、河口付近にはマガモやオナガガモ、カルガモが多くみられた。また、2種類のカラスの違いや海岸周辺で観察できる野鳥などを知ることができた。観察できた野鳥は14種類であった。
生徒たちは、野鳥の観察に興味を持っただけでなく、渡り鳥の生態などを学ぶことで海と環境についても考えるきっかけとなった。

1 干潟体験
3 呼子での磯の生物観察
7 ウニの解剖
8 ウニの解剖
9 野鳥観察

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