千葉 教育委員会 地域展開 2025年度
君津市教育委員会
きみつSDGs×つながる山・川・海学習プログラム
活動参加校
教育委員会の取り組みの概要
本市の取組計画
(1)各プログラムのブラッシュアップ
(2)副読本(紙媒体及びデジタルブック版)の完成と活用の促進
(3)市役所内各課との連携
(4)各校の特色ある取り組みの発信
(5)市内の学校だけでなく、市外県外との学習交流
【1】 助成終了後の継続的な実施のための環境整備
・1,2年目で実施した各プログラムについて、内容を精査しさらに充実させることを進めた。(1)
・副読本「きみペディア」について、紙媒体の軽微な改定、およびデジタルブック版を完成させた。(2)
・今年度は、環境保全課、農林土木課、農政課、生涯学習文化課など、様々な課の方と連携を深めながら、各プログラムに取り組んだ。(3)
・教育センターや各学校のホームページで活動の紹介を実施した。(4)
・今年度は実施することができなかったが、シンポジウムの参加や視察研修で得られた他の自治体の方々とつながりを活かし、交流することを検討していきたい。(5)
【2】 学校間の連携推進・発展
・直接的に連携することはなかったが、発表会を通して、お互いの活動について共有することができた。それぞれの発表に対して質問や意見が多くあり、高い関心があることがうかがえた。(4)
【3】 参加校の合同発表会の開催
・【中学校向け】12月12日(金)に君津市中学校合同生徒会全体研修会(オンライン開催)(4)
・【小学校向け】2月13日(金)に小学校合同学習発表会(オンライン開催)(4)
【4】 教員を対象とした海洋教育に関する研修の実施
・7月30日(水)に木更津市畔戸公民館を会場に実施予定だったが、津波注意報が発令されたため、急きょ市役所5階に場所を変え、内容も一部変更して実施。
・参加者14名(うち、本プログラム参加校から8名 参加校以外から6名)。
【5】 副読本の作成状況や活用(必要に応じた改定の検討)
・【1】で記載済み。(2)
・今年度当初に軽微な修正ができた。情報の確認やリンク先の確認などは引き続き継続していく。((2))
その他
・ブルーカーボン特別授業(小学校向け)では、「ブルーカーボン」を小学生にも身近に感じてもらう工夫として、ワカメの種糸付け体験、ワカメの試食・持ち帰り、市内全小中学校での給食提供を行った。新富津漁協や市役所の他課、給食共同調理場とも連携する授業となった。
君津市立八重原小学校
実施単元
1. 海の生き物に親しもう(生活科「生きもの大すき」)[1年生](生活科)
2. 守りたい私たちの海と生き物・自然[4年生](総合)
3. 海につながる豊かな川に親しもう[5年生](総合)
4. 海で起こっている問題について調べよう[6年生](総合)
取り組みの概要
1. 海の生き物に親しもう(1学年)
・鴨川シーワールドで、海の生き物の様子を見学した。
・ベルーガ(白イルカ)と触れ合う体験活動を行った。
○海や海の生き物について親しみをもつことができた。
2. 守りたい私たちの海と生き物・自然(4学年)
・東京湾漁業研究所の方を講師に招き、アサリが水をきれいにする実験を行い、その様子を観察した。
・木更津市にある盤洲干潟を散策し、干潟にいる生き物やその環境に触れた。
・木更津市にある見立海岸潮干狩り場で潮干狩りを行った。
・ノリネットクラブの方を講師に招き、海苔づくりについての講話を聴いたり海苔すき体験を行ったりした。
○海の環境を守ることは、そこにいる生き物を守ることにつながることに気づくことができた。
○海苔づくりと海の環境の関係を知り、海の環境を守っていきたいという思いを深めることができた。
3. 海につながる豊かな川に親しもう(5学年)
・川の探検、生き物探しを行い、川辺の地形を探検したり、川辺の生き物を見つけたりする活動を行った。
・SDGs14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、調べたことを新聞にまとめた。
○川を身近に感じ、美しい川やそこに住んでいる生き物を守っていきたいという思いを深めることができた。
4. 海で起こっている問題について調べよう(6学年)
・日本大学中村准教授を講師として招き、海洋プラスティックごみの問題についての講話を聞いた。
○君津市の川である小糸川にどれだけ海洋プラスティックが含まれているかの調査結果や海洋プラスティックごみが及ぼす影響について知ることができた。環境問題を身近に感じ、環境を守っていかなければならないという思いをもつことができた。
・漂着物アーティストしばたみなみさんを講師として招き、漂着物や日常生活から出たプラスチックごみから作品を作るワークショップを行った。
○国内だけでなく、国外からも日本の海に漂着物がきていることを知った。その漂着物も見方を変えれば、ごみからアート作品の材料となり、漂着物の特徴をいかしたアート作品を作ることができた。
君津市立周西小学校
実施単元
1 海を通して地球環境について考えよう(1) ~ビーチコーミング:磯の生き物や海を取り巻く環境を考えよう~[5年生](総合・理科・社会)
2 小糸川クリーン作戦 マイクロプラスチックの何がいけないの?~君津の自然から学ぶ~[5年生](総合・理科)
3 育てる漁業について考えよう ~小糸川漁業協同組合の方をお招きして・フナ放流会~[5年生](総合・社会)
4 海を通して地球環境について考えよう(2) ~ブルーカーボンの働き・のり工場見学とのりすき体験・ワカメ種付け~[5年生](総合・国語・理科・家庭科)
5 海洋ごみでアート作品をつくってみよう[6年生](理科・総合)
取り組みの概要
・大房岬自然の家での宿泊学習を行い、「世界とつながる 砂浜ビーチコーミング」体験を行い、水の循環から海と世界のつながりについて考えた。また、砂浜に漂着する貝殻などの収集・観察を通して、生き物の育つ環境について考えた。
・小糸川のごみ拾いを通して、地域の現状に目を向け、環境保全の意識を育てる。
・マイクロプラスチック特別授業を通してマイクロプラスチックが川や海の生態系に与える影響について知り、一人一人ができる対策はないか考えた。
・マイクロプラスチック特別授業後に、もう一度、小糸川のごみ拾いをすることで、川の環境保全について一人一人ができることを自分事として考えた。
・清掃活動を行った学校周辺の川で魚の放流活動を行い、山と川、そして海につながる仕組みについて考えた。
・ワカメの種付け体験を通して、生物の成長や海の仕組みについて考えた。君津に海苔養殖の歴史があったことを知り、海藻類が海でどのような役割をしているか理解した。山・川・海がつながりあっているという1年間の学習のまとめを行い、合同学習会に参加し意見交換を行った。種付けをし、成長したワカメを試食することで、自然に対する感謝の気持ちが育った。
君津市立周西中学校
実施単元
1 わたしたちの海(きみつ学)[2年](総合)
2 ブルーカーボン出前授業(日本製鉄REセンター)[2年](総合)
3 ウミホタル発光体験(NPO法人たてやま海辺の鑑定団)[2年](総合)
4 カッター体験[2年](総合)
5 鴨川シーワールドナイトアドベンチャー研修[2年](総合)
6 海洋学習会 勝浦塩政策研究所代表田井智之氏講演[2年](総合)
7 ビーチクリーン[2年](総合)
8 海洋教育集会(NPO法人森は海の恋人畠山信氏講演)[2年](総合)
9 海洋教育レポート作成[2年](総合)
10 合同生徒会全体研修会海洋教育発表[2年]
11 台湾交流海洋教育発表[2年]
12 アクアポニックス[全学年]
取り組みの概要
1 わたしたちの海(9月3日)
きみつ学第5章「わたしたちの海」を活用し、君津近海の歴史や特徴、県外や世界の海洋に関する取り組みにふれ、「特に気になった項目とその理由」、「学習を通して感じたことや君津の海を持続していくために考えたこと」について意見を共有した。また、各講演の事前学習を行った。
2 ブルーカーボン出前授業(9月4日)
講師に日本製鉄職員宮架氏松尾氏をお招きし、「日本製鉄の海の森づくりー鉄鋼スラグの力で海を育むー」と題し、鋼鉄スラグ製品を使ったビバリーユニットを海の森づくりに活用する取り組みについて、動画やサンプルを使って説明いただいた。生徒たちは、講師の呼びかけに積極的に手を挙げて回答したりスラグの実物を興味深そうに眺めたりと活発に参加していた。学習後には、全員が大切と感じたことを記述できた。また、本授業を学校評議委員やメディアの方にもご参観いただけた。
3 ウミホタル発光体験(9月9日)
講師として、NPO法人たてやま海辺の鑑定団を大房岬自然の家プラネタリウム室にお招きし、「暗闇で光る!ウミホタルの不思議」と題し、ウミホタルの生態や南房総館山近海環境について、スライド映像や実際の発光体験を通して説明いただいた。
4 カッター体験(9月9日)
鴨川青少年自然の家にて、カッター体験を通して、海を五感で実感することができた。
5 鴨川シーワールドナイトアドベンチャー研修(9月9日)
普段見ることができない、夜間の海洋生物の生態について学ぶことができた。職員の説明をメモしたり、驚きの声があがったりする姿があった。
6 海洋学習会(9月10日)
勝浦塩政策研究所代表田井智之氏をお招きし、映像や実物を通して講演いただいた。塩を作るために大切な海洋環境の重要性について考える機会とできた。また、いただいた2種類の塩を使って塩むすびをつくって全員が食べ、塩の違いを味覚で体験することができた。
7 ビーチクリーン(9月10日)
鴨川市城崎海岸にて、ビーチクリーン活動を行った。透明度は南房総一とも言われ約300mに渡る白く美しい砂浜だが、40袋ものゴミを集めることができ、海洋の実際を実感できた。
8 海洋教育集会(9月24日)
NPO法人森は海の恋人理事長畠山信氏をお招きし、「森づくりが豊かな海を育む~つなげて考えよう森と海~」と題し、スライド映像を交え講演いただいた。自然のつながりについて学ぶ、貴重な機会とすることができた。
9 海洋教育レポート作成
鴨川宿泊学習にて実施した5つの海洋学習について、学習した内容や自分が大切だと感じたことをレポートにまとめた。全員分を掲示し、お互いに見合うことで、学習を振り返った。
10 合同生徒会全体研修会海洋教育発表
市内7校のリーダー達が集う君津市合同生徒会全体研修会にて、今年度取り組んだ海洋教育について、代表者が発表することができた。
11 台湾交流海洋教育発表
台湾の中学生が交流で来校した際、周西中の特色ある活動の一つとして、海洋教育について発表した。海をこえて、学習内容を発表できたことは良い機会となった。
12 アクアポニックス
アクアポニックスとは、魚の養殖と水耕栽培を融合した持続可能な循環型農業システムである。魚の排泄物を微生物が分解して植物の栄養に換えることで水を浄化し、その水が水槽に戻り、水換えや肥料が不要で、環境に優しい食料生産が可能である。担当学級やボランティアの生徒が管理作業をしている。管理を通じて、SDGs活動への関心と意欲を高めた。
君津市立周西の丘小学校
実施単元
1 「未来へつなげ!水辺空間」[6年](総合 理科)
2 「未来につなげ!わたしたちの海」[6年](総合 道徳)
3 「地球温暖化を防げ<SDGs>」[5年](総合 理科 社会 家庭科)
取り組みの概要
【6年生】
<1 未来へつなげ!水辺空間>
○計画
自分たちが作った水辺空間(ビオトープ)を後輩たちのために、きれいに整備していく中で、人間の手が入ることで環境が保たれていることを実感し、生き物と共生していく大切さを知る。
○実践
・夏場の草刈りを中心に行いながら、ビオトープ内の生き物の観察を行った。草刈りを行わないと、環境が保てないことを改めて実感することができた。
<2 未来へつなげ!わたしたちの海>
○計画
水辺空間で学んできた環境整備と生き物との共生の大切さを、千葉県の海に視野を広げて考えていく。海の環境の実態を知り、環境を守ろうとする意識を高めていく。また、アマモ場によって多様な生き物が生きていることを実感し、これからの自然環境とのかかわり方を考える。
○実践
浜辺の清掃活動を行い、プラスチックや瓶、ペットボトルのごみの量に驚いた。また大きなタイヤなど片付けるのに苦労した。ゴミが環境を汚していることや生き物に影響を及ぼしていることを目の当たりにすることができた。
アマモ場の生き物調査を行い、タツノオトシゴやイカの幼体、ヨウジウオなど普段水族館でしか見られない生き物が、身近な海にも生息していることに感動した。アマモがある場所とない場所では見られる生き物の数が違うことを実感した。
【5年生】
<1 地球温暖化を防げ(SDGs)>
○計画
・SDGsという言葉が広まってきた理由について考え、現在進行形で地球環境が近代化に伴う環境悪化に脅かされていることを知り、君津市の海へつながる川の環境を調査する。
・川の上流と下流の環境を比較し、なぜこのような違いがあるのかを知り、環境を守ろうとする意識を高める。また、東京湾にあるのりをはじめとする海洋資源を知り、自分たちの身近なところでどのような資源を活用できるのかを知る。そこから、自分たちがどのようにかかわっていけるのかを考える。
○実践
・君津市の小櫃川上流で散策を行い、ヌマエビやサワガニなどの多くの生き物に触れた。児童の予想よりも、多くの生き物を観察することができた。鳥獣被害についての命の授業も受講し、駆除される命、捨てられる命、活用される命について学んだ。様々な命に対する思いをもつことができた。
・漁業協同組合の海苔加工場では、海岸から養殖場の様子を見学した。海に浮かぶ流木やごみを目の当たりにしたり、漁師の話を聞いたりすることで、漁業に携わる方の苦労や工夫を知った。
・わかめの種付けと成長したわかめの試食を通して、海洋資源の成長を実感した。海藻や海草が二酸化炭素を固定する働きを知った。また、自分たちの身近な地域から水産資源が減少したり、淘汰されたりすることに危機感をもち、一人一人の環境を守る行動が大切だと考えた。
君津市立周西南中学校
実施単元
1 日本製鉄のブルーカーボン研究を学ぶ[2年生](総合)
2 森には魔法つかいがいる[1年生](国語)
3 NPO法人 森は海の恋人 講演 [2年生](総合)
4 東北地方[2年生](社会(地理))
5 海洋研究開発機構(JAMSTEC)「マリンディスカバリー・コース(世界の海で何が起きているの?)」を通して、最先端の海洋研究の現状や海洋環境の変化が生活に及ぼす影響について学ぶ[2年生](総合(校外学習))
6 東京湾フェリーに乗船し、船上(海上)から三浦半島や房総半島、浦賀水道を航行する産業用船舶等を観察する[1年生](総合(校外学習))
7 鴨川シーワールドでのナイトツアーやカッター体験を通して海について学ぶ[2年生](総合(校外学習))
8 誰1人取り残さない 私たちがつくる 持続可能な世界[2年生](道徳)
9 学習のまとめ[2年生](総合)
取り組みの概要
3年目となる海洋教育パイオニアスクールの取り組みで、市の協力を得ながら、以下の内容を実施した。
(1)国語科の授業「森には魔法つかいがいる」で森と海の関係について学んだ。(1年国語)
(2)社会科(地理)の授業「東北地方」の分野で森は海の恋人プロジェクトについて学んだ。(2年社会)
(3)日本製鉄のブルーカーボン特別授業で学んだ。(2年総合)
昨年度に続き、日本製鉄の環境技術研究室から研究員2名を招いて、君津の海で行っている取り組みについて「海の森づくり~ブルーカーボンで二酸化炭素を減らそう~」をテーマとした出前授業を受けた。「鉄鋼スラグ」と呼ばれる物質と堆肥との混合物を用いて、昆布やわかめなどの海藻を育て、「海の森」を作る取り組みについて説明と実物のスラグなどを見た。海中でCO2を吸収した海草や海藻は、枯れた後海底に堆積して、炭素を貯留する。海の森も地上の森同様に地球上の空気を浄化してくれるということがわかった。
(4)NPO法人「森は海の恋人」の畠山さんから講演してもらった。(2年総合)
『森づくりが豊かな海を育む~つなげて考えよう森と海~』のテーマで「NPO法人森は海の恋人」の畠山信さんを招き、畠山さんたちが取り組んできた森は海の恋人運動の背景やこれまでの取り組みについて講話を聞いた。特に、養殖など自分たちの仕事や生活を何とかしようというところから環境保全で世界から注目を浴びるようになったことや今取り組んでいるプロジェクトが地球温暖化ストップに期待できるという話に興味津々だった。
(5)海洋研究開発機構(JAMSTEC)「マリンディスカバリー・コース(世界の海で何が起きているの?)」を通して、最先端の海洋研究の現状や海洋環境の変化が生活に及ぼす影響について学ぶ(2年総合)
校外学習でJAMSTECを訪問し、実物大の模型や標本を展示してある施設を見学したり、研究員の方からの実験を交えた説明を聞いたりして、現在の海の状況や海が抱える様々問題について講話をしていただき、生徒達は環境問題について興味を深めることができた。
(6)東京湾フェリーに乗船し、船上(海上)から三浦半島や房総半島、浦賀水道を航行する産業用船舶等を観察する。(2年 校外学習)
(7)鴨川シーワールドでのナイトアドベンチャーを通して海洋生物の夜の生態について学ぶ。(2年総合)
2年生宿泊学習の一環として、鴨川シーワールドのナイトツアーに参加し、普段昼に訪れる水族館で見る光景とは違い、夜の海の生き物たちの生態やガイドの方から海の重要性などについて学ぶことができた。
(8)カッター研修を通して、船の仕組みを学ぶとともに、協調性や協力性を養う。(2年総合)
2日目には、カッター訓練を実施し、普段とは違う海上での体験を通して、自然を体感し、その海で仲間と力を合わせてカッターを進めることの難しさ、協調することの大切さを学んだ。
(9)「誰1人取り残さない 私たちがつくる 持続可能な世界」(道徳)
今まで学んだことを受けて、改めてSDGsについて学習し、生徒にとって世界で起こっている課題をより身近に感じ、誰1人取り残さない持続可能な世界の実現に向けて、一緒に行動していける生徒の育成を目指そうと思った。
(10)学習のまとめ(2年総合)
今までの学習のまとめとして、googleスライドを用いて、学んだことや調べたことについて発表を行った。学年での発表後に市の合同生徒会で発表を行った。
君津市立貞元小学校
実施単元
1 守ろう 故郷の自然[4年](総合)
取り組みの概要
貞元地域には、市を代表する河川である小糸川が流れ、豊かな自然の恵みを与えてくれる。そのため、本地域には水田や畑も多く、市内でも有数の農耕地域として農作物の大型直売所も存在している。そんな水源に恵まれた本地域の特色について、複数学年にまたがる学習が、本校の「貞元発見タイム」として、生活科、社会科、総合的な学習の時間の計画に位置付けられている。中でも、小糸川に流れ込む支流域には蛍も多く生息しており、その生態系が、水とどのような関わりをもっているのか、山・川・海にはどのような関わりがあるのかについて、4年生で学習していく。
【学習計画】
(1)蛍について知ろう
蛍という生物についての概要を、本やインターネット等で調べることにより、興味・関心を高め、今後の学習計画を立てる。
(2)蛍の生息地の見学
地域に生息している蛍の案内人である地元の「三舟の里」を訪ね、話を聞いたり、実際に生息地を観察したりして、蛍の生態系についての理解を深める。
(3)三舟山を守るために
・蛍が生息できる環境を守るため、自分たちにできることを考える。
・木の伐採体験をし、間伐した木の活用方法について考える。
・伐採した木を使って、コースターづくりを体験する。
(4)のりすき体験
・マテバシイの木がのりの養殖のために栽培されていたことから、のりすきの体験をする。
・山の環境を守ることと海の環境を守ることはつながっていることに気づく。
(5)まとめる
・学習したことをまとめ、発表アプリ・オンラインアプリを使用して、他校と意見交換会を行ったり、自校の他学年に伝えたりする。
君津市立小糸小学校
実施単元
1 海洋生物に触れ合おう[1年生](生活)
2 小糸在来を育てよう[2年生](生活)
3 磯探検の注意点を知ろう[4年生](総合)
4 あさりの浄化作用について知ろう[4年生](総合)
5 磯探検をしよう[4年生](総合)
6 川探検をしよう[4年生](総合)
7 小糸在来を育てよう。[4年生](総合)
8 豆腐作りをしよう。[4年生](総合)
9 植樹をしよう[6年生](総合)
10 小糸地区の稲作を体験しよう[5年生](総合)
取り組みの概要
1 1年生【生活科】 ※鴨川シーワールド
・海の生物について知ったり、ふれたりする水族館での活動を通して、海の生き物に親しみを持つ。
2 2年生【生活科】 ※君津高校上総キャンパスとの連携事業・食育連携事業
・小糸地区特有の「小糸在来?」を栽培し、収穫する。おいしくいただくための料理名と調理方法を知る。
3 4年生【総合】 ※大房岬自然の家の所長の講話
・磯探検をするために必要なこと、注意事項等を学ぶ。
4 4年生【総合】 ※千葉県水産総合研究センター東京湾漁業研究所の研究員の講話
・あさりの浄化作用について学ぶ。
5 4年生【総合】 (1)磯探検
(1) 大房岬自然の家近くの磯での活動を通し、海に親しみを持たせるとともに、自然の豊かさに気付かせる。
(2) 潮の満ち引きする様子について実感したり、海の生き物について触れたりする。
6 4年生【総合】 ※君津市清和県民の森近くの川
・川の上流での川探検をし、海と川の違い(地形、水の流れ、生き物等)について調べたり、川から海につながる仕組みについて考えたりする。
7 4年生【総合】 ※本校の花壇で小糸在来栽培、JAの職員の方との連携
・本校の花壇の環境を整え、JAの職員の方に小糸在来の植え方や育て方を教えていただきながら栽培していく。
8 4年生【総合】 ※本校の家庭科室にて
・収穫した小糸在来を豆乳にする。海水からとった「にがり」や「塩」と豆乳を合わせて豆腐作りを体験する。
9 6年生【総合】 ※docomoの森にて植樹体験
・小糸地区にあるdocomoの森にて植樹体験を行う。川と海が豊かになるためには山が大切であることを知るとともに、君津市の自然の豊かさを実感する。
10 5年生【総合】 ※君津市認定農業者協議会との連携による米づくり
・小糸地区は水がきれいで自噴しており、昔から米作りが盛んであることから、市の認定農業者協議会の協力で米作り体験をする。また、生産者の大変さを知るとともに豊かな環境を守るためにできることを考える。


























































